上製　カラー口絵+463　巻末にDVD

(巻末の要約より抜粋)
　(前略)調査の中心を担った方々が故人となられたこともあり、正式な報告書は刊行されなかった。そこで北相木村教育委員会では、遺物の整理作業を引き継ぎ、その成果をまとめ直し、調査当時の平面図、セクション図や、さらに近年行われた放射性炭素年代測定などの成果を加え、遺跡理解の基礎資料として提示した。
　その結果、遺物包含層を5つの時期に区分し、特に縄文早期前葉から中葉における岩陰利用の変遷を描いた。