レビュー
100%
0%
0%
0%
0%
Aposus さん
2021/06/13
日本仏教史入門の名著といえます。本覚思想に主眼を置いて、もつれている複雑な日本の仏教受容と変遷の歴史をわかりやすく説明しました。すなわち、日本仏教史における人物・事件を、単に年代順で排列するわけではなく、現実肯定の傾向を示す本覚思想の天台による発端から鎌倉仏教へのアプローチを思想史的に辿って試みました。さらに、葬式仏教や神仏習合、仏教に関わる民俗も触れつつ、日本仏教への研究の延長線を示します。
最近見た本
1 /
レビューを書く
- 1.不満
- 2.あまりおすすめできない
- 3.ふつう
- 4.おすすめ
- 5.とてもおすすめ