《西域美术全集》分売不可
新疆文化出版社と天津美術出版社が3年をかけて合作した《西域美術全集》が出版されました。
　本書はそれぞれ岩画巻、絵巻、彫塑巻、工芸美術巻、等12巻に分かれ,漢代から五代宋初の西域美術遺物を主体とし、同時に宋、元、明、清の一部内容にも言及し、絵画、工芸、服飾、建築等多種の芸術の形式を含みます。
　この一揃いは西域の最新の考古成果によるもので、挿し絵も文章も内容が豊富で西域に対する研究に重要な学術価値があります。
　西域美術は国内の敦煌の壁画、新疆各地の壁画に集中して残っていますが、海外に流出し大英博物館などに収集された海外流失の大量の貴重な写真や文献資料を発掘収集た珍品と国内現存の西域美術遺物とを収成し国内初出の資料も多く、20世紀下半期以来の最新考古成果を収録しました。
　本セットは西域美術全体の様相を全面的に反映する大型出版となり、国内で以前出版されたこの種の出版物の空白を埋めます。