《中国宗族通史　全八册》
※各巻にISBNが割り当てられていますが、分売不可となっております。

先秦卷 ISBN: 9787010261737
　本书论述晚商、西周至春秋、春秋晚期以降至战国三个时期的宗族,撰述突出争议较大的核心问题。本卷提出,商王室并无社会史意义上的宗族组织,只是未继位的王子王孙,可以另立门庭,立庙铸器,祭祀所自出的祖灵,保留了“多子族”的血族团体组织。西周采取赐民、赐土与赐姓命氏的封建制度。新出现的“姓族”,改变了周人对血亲范围的认知,彰显出家族团结的重要性,分家别族的自发性本能冲动受到抑制,于是宗族结构发生了变化。
　本書は晩商、西周から春秋、春秋晩期から戦国時代の三つの時期について、宗族に焦点を当て、論争の大きい核心問題を著述しています。本巻では、商王室には社会史的意義を持つ宗族組織が存在せず、ただ継位していない王子や王孫が別の門を立て、廟を建て、鋳造器を作り、祖霊を祭ることができる「多子族」の血族団体組織が保持されていたことを示しています。一方、西周は民を賜い、土地を賜い、命氏の姓を賜う封建制度を採用していました。新たに出現した「姓族」は、周人の血族の範囲に対する認識を変え、家族団結の重要性を明確に示しました。分家別族の自発的な本能的衝動は抑制され、その結果、宗族構造に変化が生じました。

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秦汉卷 ISBN: 9787010261744
　本书认为秦汉时代的宗族带有以父系为主、兼顾母系二元性的“后氏族时代”家族的特征;同时社会又出现许多新的父权制家长因素,克服母系遗风的新型父系宗族开始成长。从“整体史”多视野的思维设计专题论述,还从宗族的视角,去探讨秦汉人物、事件中的族制因素。如从宗族的迁徙、世代职业,探究汉高祖的定陶戚姬家族背景,刘邦立赵王如意背后的外戚宗族因素;由属籍制探讨海昏侯的身份与“大刘记印”的含义。
　本書は、秦漢時代の宗族が父系を主とし、母系の二元性を兼ねた「後氏族時代」家族の特徴を持っていたとする一方で、社会には新たな家父長制的要素が多く現れ、母系の遺風を克服する新しい父系宗族が成長し始めたと考えられています。この視点から、秦漢時代の人物や事件における族制要素を検討しています。例えば、宗族の移動や代々の職業から、漢の高祖の定陶戚姫の家族背景を探究し、劉邦が趙王如意を立てた背後の外戚の宗族要素を探求しています。また、属籍制から海昏侯の身分や「大劉記印」の意味を検討しています。

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魏晋南北朝卷 ISBN: 9787010261751
　本书既充分兼顾魏晋南北朝时期各类型宗族的诸面向,同时通过社会史研究理路,以“人”的生存方式为核心,还原此时期宗族的社会性。还通过对不同时间、空间、生态背景下的魏晋南北朝宗族问题的解读,建构全新的宗族史学术诠释体系。认为这时的宗族是由若干宗族单元组成的亲族关系网络。宗族作为一种“关系”而存在,并非实体。
　本書は魏晋南北朝時代の各種宗族の志向を考慮しながら、社会史研究と論理的なアプローチを通じて、この時代の宗族の社会性を再構築しています。異なる時期、空間、生態背景における魏晋南北朝の宗族問題を解読することで、新たな宗族史の学術的解釈体系を構築しました。ここでの「ファミリー」は、いくつかのファミリーユニットから成る親族関係のネットワークとして捉えられます。一族は実体ではなく「関係」として存在していると言えるでしょう。

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隋唐五代卷 ISBN: 9787010261768
　本书强调宗族的基本组织结构,包括家庙、谱牒、祖茔、族产及其来源与管理,宗族类型可分为皇族、山东士族宗族、关中宗族、鲜卑族宗族、岭南与蜀中地域特征突出的宗族以及安史之乱后的勋族等,宗族与国家政权的互动与博弈,影响着国家治理,士族宗族的家礼、家法和家学等文化传统影响着社会历史发展,宗族发展呈现出承绪、振兴、重建、大流动与大整合的不同时期,宗族组织在社会文化生活中具有广泛、深入的影响。
　本書は宗族の基本的な組織構造を強調しており、家廟、譜牒、先祖・ユリア、族産およびその出所と管理を含んでいます。宗族の類型は皇族、山東士族宗族、関中宗族、鮮卑族宗族、嶺南と蜀中の地域特徴が際立っている宗族、そして安史の乱後の勲族などに分けられます。宗族と国家政権との相互作用とゲームは国家の管理に影響を及ぼし、士族宗族の家礼、家法、家学などの文化伝統は社会歴史の発展に影響を与えています。宗族の発展は承緒、振興、再建、大流動と大統合の異なる時期を経ており、宗族組織は社会文化生活において広く、深い影響を持っています。

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辽宋夏金元卷 ISBN: 9787010261775
　这一时期宗族形态演变过程中明显具有区域性差别,辽夏金统治区域内的宗族,较多地继承了门阀士族宗族制度的观念和组织方式;宋代特别是南宋统治区域内的宗族,则沿着敬宗收族宗族制度的方向进行转型。元代敬宗收族宗族制度的发展虽逐渐完善,但明显表现出南方与北方的地域差别。宗族的组织结构与各民族的社会发展阶段、生活方式与民族习俗密切相关。
　この時期の宗族形態の変遷過程には明らかに地域性の差異があります。遼夏金統治区域内の宗族は門閥士族の宗族制度の観念と組織方式を多く継承していました。宋代、特に南宋の支配区域内の宗族は、敬宗の宗族制度の方向に沿ってモデルチェンジを行いました。元代敬宗の収族制度の発展は次第に改善されましたが、南方と北方の地域差が明らかに現れていることに注意してください。宗族の組織構造は各民族の社会発展段階、生活様式、民族習俗と密接に関連しています。

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明代卷 ISBN: 9787010261782
　本书重点论述祖先祭祀、族谱纂修、族产族学、族规家训,并就日常生活与移风易俗、故家论与名族志加以阐述,注意宗族在明代前期、中期、后期不同时期的变化,认为明代宗族形态的区域性特点比较突出,大致可以分为三种类型:闽赣皖型宗族、江南型宗族、粤及北方型宗族。一定程度上突破了南方宗族、北方宗族的二分法模式认知,通过对明代三种类型宗族模式的分析,以期把握明代宗族形态的多样性与复杂性。
　本書は祖先祭祀、族譜の編纂、族産、族規家訓に重点を置いて論述しており、日常生活、移住、故郷論、名族志について詳しく説明しています。また、明代の前期、中期、後期における宗族の変化にも注目しており、宗族の形態には地域性の特徴が際立っていると考えています。具体的には、福建省・江西省・安徽省型の宗族、江南型の宗族、広東省および北方型の宗族の3つの類型に分けることができるとしています。南方宗族と北方宗族の二分法模式認知を超えて、明代の宗族形態の多様性と複雑性を理解するために、これら3つの宗族形態を分析しています。

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清代卷 ISBN: 9787010261799
　本书通过对宗族活动意识、祠堂、族长、祠祭、祖坟、族谱、族学、族产以及家国一体的细密剖析,提出清代宗族呈现四个特点:一是宗族实现绅衿平民化、大众化,具有“自治”性;二是传统宗族笃信的宗法观念仍在人们的生活中起作用,但出现由传统型族长制向近代族会民主制类型转化的趋势;三是宗族行施教化权,族权与政权密切结合;四是宗族在不同地区发展不平衡,不同时期发展程度亦不相同。
　本書は宗族の活動意識、祠堂、族長、祠祭、先祖の墓、族譜、族学、族産および家族一体の綿密な分析を通じて、清朝の宗族には四つの特徴があると指摘しています。第一に、宗族は紳衿庶民化、大衆化を実現し、「自治」性を有していることです。第二に、伝統的な宗族篤信の宗法観念は依然として人々の生活の中で作用していますが、伝統型の族長制から近代的な族会民主制の類型に転化する趨勢が現れています。第三に、宗族は教化権を行い、族権は政権と密接に結びついています。第四に、宗族は異なる地域で発展が不均衡であり、異なる時期に発展の程度も異なることがあります。

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近现代卷 ISBN: 9787010261805
　20世纪以来中国社会经历了封建王朝的覆灭、新中国的成立和实行改革开放三次巨变,家族走过了受冲击、基本上销声匿迹以及一定程度的复苏的历程。人们的宗族宗亲活动受家族观念支配,各界人士的家族观有所不同,宗族、宗亲会一般活动与修谱活动均在开展,人们关注宗族与现代化关系、家族文化的当代价值。随着中国社会的巨大变化,宗族式微,但它能够适应社会发展变化,逐渐克服其宗法性,向近现代社会团体方向转化。
　20世紀以来、中国社会は封建王朝の崩壊、新中国の成立、改革開放の実行という三つの巨大な変化を経験してきました。家族はこれらの変革によって衝撃を受け、基本的には姿を消し、ある程度の回復の過程を歩んできました。人々の宗族や宗親の活動は家族観念に支配されており、各界の人々の家族観は多少異なっています。宗族や宗親会の一般的な活動や譜修活動は継続されており、人々は宗族と近代化の関係、家族文化の現代的価値に関心を持っています。中国社会の巨大な変化に伴い、宗族は微妙な立場にありながらも、社会の発展と変化に適応して、次第に宗法的な性格を克服し、近現代の社会団体の方向に転換していくことができると言えるでしょう。