《淬铁成钢　洛阳市考古研究院铁质文物保护修复》

　本书是对洛阳市考古研究院铁器文物保护修复项目实施情况的汇总,主要介绍了铁器的保护修复流程及相关研究工作,并展示了最终修复成果。此项目包含铁器116件,这批铁器数量多,种类丰富,从铁器的形制看,年代应该从汉到宋,多数属于两汉时期。虽然略有锈蚀,但是保存相对完好,具有较高的历史价值和文物保护价值。工作人员根据铁器外部病害表现,提取样品进行分析,并结合X射线探伤、拉曼光谱仪等科技检测手段,确定病害种类,进一步确定修复材料及修复流程,采用传统工艺结合和现代科技方法基本恢复了铁器的原有形貌,为铁器修复提供了经验。与郑州大学合作完成的铁质文物新型含氟疏水封护材料技术研究及应用也被河南省科学技术厅确认为科学技术成果。

　本書は洛陽市考古研究院の鉄器文化財保護修復プロジェクトの実施状況をまとめたもので、主に鉄器の保護修復の進行状況と関連する研究内容を紹介し、最終的な修復成果を展示しています。このプロジェクトには鉄器116点が含まれており、その中には多くの種類が含まれています。鉄器の形状から判断すると、これらは漢から宋時代にかけてのもので、特に両漢時代に属するものが多いです。これらの鉄器は少し錆びているものの、保存状態は比較的良好で、歴史的価値と文化財保護の価値が高いと言えます。作業員は鉄器の外部の損傷を観察し、サンプルを抽出して分析を行い、X線探傷やラマン分光計などの科学技術を活用して損傷の種類を特定し、修復材料と修復プロセスを選定しました。伝統的な技術と現代的な科学技術を組み合わせて、鉄器の元の姿を基本的に回復し、修復の経験を提供しました。また、鄭州大学との協力により、鉄質文化財の新型フッ素含有疎水性シーリング材料技術の研究と応用も行われ、河南省科学技術庁から科学技術成果として認められました。