《唐怀仁集王书圣教序》北宋拓本十二种

　《怀仁集王书圣教序》是学习王羲之书法的经典范本。贞观十九年(645年),唐太宗诏玄奘在弘福寺翻译印度求取的佛典并专门为之作序,时为皇太子的高宗作记。弘福寺沙门怀仁遴选当时所见的王字遗墨,将序、记和太宗御敕、皇太子笺答、玄奘所译《心经》集字刊刻入石,历时二十余年。唐以后二王真迹日渐稀少,而《集王圣教序》所收王字精审宏富,摹刻传神,纵使一些拆解偏旁拼合成字也能行款自然,成为了后世鉴藏家收藏、考订、评骘、临习的热门法帖,据载“明弘正间士大夫……购求一本,往往倾囊倒箧以为难得,虽已断者,购之犹数十金。”同时,《集王圣教序》也是赵孟頫、文征明、董其昌、王铎等著名书家追寻二王书脉,塑造个人风格的基础。
　 《集王圣教序》相传是有唐拓本的,但今日流传最早的、最为珍贵的还是北宋拓本。而本书为了满足读者可以集合众善本,以便考订与研习的需求,将存世较为经典的十二种北宋拓本,按相同字头依次排列,学书者可细微考究各本笔法差异,体察最接近于二王墨迹的书写状态。所收录的拓本有北宋旧拓本:中国国家博物馆藏张应召甲本、故宫博物院藏朱翼盦本。北宋早期拓本:中国国家版本馆藏墨皇本、国家图书馆藏殷铁盦本、上海博物馆藏周文勤本、莫文骅本。一般北宋拓本:故宫博物院藏许翰卿本(许翰卿一字“汉卿”);故宫博物院藏张松本;上海图书馆藏张应召乙本;西安碑林博物馆藏吴賮忱本(又称刘正宗本);三井纪念美术馆藏松烟拓本(王铎弟王镛旧藏)、内库本(又称刘铁云本)。

『懐仁集王書聖教序』は王羲之の書を学んだ古典です。貞観19年(645年)、唐の太宗が玄奘三蔵に詔して弘福寺でインドから求めた仏典を翻訳し、序文を書きました。当時、皇太子だった高宗が記を記し、弘福寺の沙門懐仁は王羲之の書跡を選び、太宗の御勅、皇太子の箋答、玄奘三蔵が訳した『心経』の集字を石に刻みました。この作業には20年余りの歳月が費やされました。唐以降、二王の真筆は次第に少なくなっていきましたが、『集王聖教序』に収められた王字は精密に審査され、精神を伝えるように彫られています。一部の文字を分解して綴字したものも自然な形で表現されています。
　後世の鑑識家により収蔵、校訂、評価、臨習される人気の法帖となり、「明弘正間士大夫……一冊を求めて、往々にして袋を傾けて掘り出して得難いと思うが、既に断たれた者は、なお数十金を買います。」が収録されています。また、『集王聖教序』は趙孟功、文徴明、董其昌、王鐸などの著名な書家が二王の書脈をたどり、自分のスタイルを形成する基礎となっています。
　『集王聖教序』は唐の拓本があると伝えられていますが、今日伝わっている最も古く、最も貴重なのは北宋の拓本です。本書では、読者が良い本を集め、校訂と研究の需要を満たすために、現存する12種類の北宋拓本を同じ字句で順番に並べています。学習者は各本の筆法の相違を細かく注意し、二王の墨跡に最も近い筆跡の状態を考察することができます。

収録されている拓本は以下の通りです:

北宋の旧拓本:中国国家博物館蔵張応召甲本、故宮博物院蔵朱翼呼本。

北宋初期の拓本:中国国家版本館蔵墨皇本、国家図書館蔵殷鉄盦本、上海博物館蔵周文勤本、莫文盦本。

一般的な北宋拓本:故宮博物院蔵許翰卿本(許翰卿の一字「漢卿」)、故宮博物院蔵張松本、上海図書館蔵張応召乙本、西安碑林博物館蔵呉尽心本(劉正宗本とも呼ばれる)、三井記念美術館蔵松煙拓本(王鐸の弟王�謬貘�)、内庫本(劉鉄雲本とも呼ばれる)。