《礼记正义　附　尚书正义　毛诗正义》

　東洋文庫藏《禮記正義》殘卷,卷子裝,首尾殘缺,卷中有大量蛀洞,卷首被裁作圭首形,起《曲禮上》“二名不偏諱”疏“不言在者”,至《曲禮下》“去國三世,爵禄無列於朝,出入無詔於國,唯興之日,從新國之法”疏“得仕新國者”,共十五紙四百七十五行,每行二十五至三十字。卷中文字多爲楷書,間有行書。該卷僅抄録孔疏,無經注,這也是南宋經注疏合刻之前《五經正義》的主要形式,即單疏本。從現存的南宋刻單疏本殘帙及南宋紹熙三年(1192)兩浙東路茶鹽司刊八行本看,本卷所保存的正是《禮記正義》卷五的後半部分。該卷卷背抄日本僧人中算所撰的“賢聖略問答卷第一”,卷末有題記“�邱宛淒�(1008)四月二日於龍門南院書寫畢”。今推測《禮記正義》的抄寫時間大概在十世紀。本次獲得日本東洋文庫授權,首次在國內彩印出版。有附《尚書正義》《毛詩正義》殘卷。

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　東洋文庫所蔵の『礼記正義』残巻は巻子装で、首尾が欠け、巻中には多くの蛀洞があります。巻首は圭首形に裁断されており、『曲礼上』の「二名不偏諱」疏「不言在者」から始まり、『曲礼下』の「去国三世,爵禄無列於朝,出入無詔於国,唯興之日,從新国之法」疏「得仕新国者」まで、全体で十五紙、四百七十五行、各行には二十五から三十字が書かれています。巻中文字は主に楷書で、間に行書も混じっています。この巻は孔疏のみを抄録しており、経注は含まれていません。これが南宋経注疏合刻以前の『五経正義』の主要な形式である単疏本です。
　現存する南宋刻の単疏本残帙および南宋紹熙三年(1192年)に両浙東路茶塩司が刊行した八行本から、この巻は『礼記正義』巻五の後半部分であることがわかります。この巻の巻背には日本の僧侶、中算によって書かれた「賢聖略問答巻第一」が抄写されており、巻末には「寛弘五年(1008年)四月二日於龍門南院書寫畢」と記されています。これにより、『礼記正義』の抄写時期は十世紀頃であると推測されます。
　今回、日本東洋文庫の許可を得て、初めて国内で彩色印刷されて出版されました。付録として『尚書正義』『毛詩正義』の残巻も含まれています。

劉玉才,北京大學中文系教授、中國古文獻研究中心主任,北京大學教材建設博雅特聘教授,兼任國家古籍整理出版領導小組成員,國家社科基金重大項目“國家圖書館藏未刊稿整理研究”“兩漢經學佚籍的新輯與研究”首席專家。主要研究方向爲中國古典文獻學、中國文化史和東亞文化交流史。有《清代書院與學術變遷研究》、《中國古代文化史》(主編之一)、《傳承與新變》、《十三經注疏校勘記》(整理)等論著。

孔穎達(574-648),字沖遠 (一作仲達 、沖澹),冀州衡水人。唐初經學家。孔子三十二代孫。貞觀間奉敕編纂《五經正義》。

郜同麟,山東兖州人,2011年畢業于浙江大學古籍研究所,獲文學博士學位,現爲北京大學中文系、中國古文獻研究中心長聘副教授,主要從事敦煌文獻、經學文獻的整理與研究。曾出版專著《宋前文獻引〈春秋〉研究》(中國社會科學出版社,2015)及古籍整理《禮記正義》(浙江大學出版社,2019),參編大型工具書《敦煌文獻語言大詞典》(四川辭書出版社,2022),發表學術論文數十篇,主持國家社科基金專案兩項。2022年獲第三屆“宋雲彬古籍整理青年獎•圖書獎”,同年入選第五屆國學大典之“國學星斗計畫•新秀組”。