《唐语林　上下　全二册》

　《唐语林》是北宋文人王谠编撰的一部记录唐人轶事杂说及唐代典章制度、民情风俗等的文言笔记小说。共八卷。该书模仿《世说新语》和《续世说》的体例,按内容分门记事,规模更大,将《世说新语》的原有门类扩大为五十二门。书中材料采录自唐人笔记小说,资料集中,内容丰富,广泛记载唐代的政治史实、宫廷琐事、士大夫言行、文学家轶事、风俗民情、名物制度和典故考辨等,对研究唐代历史、政治和文学,均有参考价值。《唐语林》虽仿《世说新语》,“而所纪典章故实,嘉言懿行,多与正史相发明,与刘义庆之专尚清谈者不同。且所采诸书,存者亦少,其裒集之功,尤不可没”。
　《唐语林》涉及有唐一代不同历史时期各类人物的言行轶事、宫廷杂事,其中记录最多的是帝王和大臣的言行轶事,而以大唐王朝众多帝王串联起来的各类事件和各色人物,反映的就是整个王朝兴起、兴盛、衰落以至覆亡的全过程。《唐语林》对唐代典章制度、民情风俗以及名物故实等的记述和辨析,对研究唐代社会的政治、文化、民俗、文学艺术等都具有非常重要的价值。

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　『唐語林』は、北宋の文人である王諒が編纂したもので、唐代の逸話、雑説、典章制度、民情風俗などを記録した文言筆記小説です。全八巻から成り立ちます。本書は『世説新語』および『続世説』の形式を模倣し、内容ごとに分類して記録され、規模はさらに拡大しています。『世説新語』にあった既存の分類項目を五十二項目にまで拡大しました。書中の素材は、唐代の筆記小説から集録され、資料は集中しており、内容が豊富です。唐代の政治史実、宮廷の雑事、士大夫の言行、文学家の逸話、風俗・民情、名物制度、典故の考証などが幅広く記載されており、唐代の歴史、政治、文学の研究において参考価値を持つものです。『唐語林』は『世説新語』に倣いつつも、「記載される典章や具体的な事実、美しい言葉や立派な行いの多くは正史とも相補的であり、劉義慶の清談を特に重視した内容とは異なる。また引用された諸書の多くは現存しておらず、それらを集めた功績は特に評価されるべきである」とされています。
　『唐語林』には、唐代のさまざまな時代における人物の言行逸話や宮廷の雑事が多岐にわたり記録されています。中でも最も多いのは、帝王や大臣の言行逸話であり、多くの唐代帝王を中心に関連する事件や人物がつながって記録されています。これによって、唐王朝の興起、繁栄、衰退、そして滅亡に至るまでの全過程を描き出しています。また、『唐語林』における唐代の典章制度、民情風俗、名物や故実の記述や考証は、唐代社会の政治、文化、民俗、文学芸術を研究する上で非常に重要な価値を持っています。

王兴芬,现为西北师范大学文学院教授,博士生导师,主要从事汉魏六朝文学文献的教学与研究工作。自入校以来,在《宗教学研究》《甘肃社会科学》《西北师大学报》《励耘学刊》《北方论丛》《青海社会科学》《中国书法》等刊物发表论文三十多篇;出版专著五部;主持国家社科基金一般项目、国家重大项目子课题、教育部人文社科项目、甘肃省社科规划项目、高校古委会古籍整理项目各一项。专著《唐前传说的衍生与演变——基于汉魏六朝文献的文化阐释》获甘肃省第十六次哲学社会科学优秀成果二等奖,荣获省级优秀硕士学位论文指导教师、校级“优秀实习指导教师”等荣誉称号。