《古代朝鲜汉籍与中国汉籍文化关联研究》

　历史上,朝鲜是中华文化辐射圈下的重要一员。通过吸收中华文化,朝鲜建构了自身的文化。本研究以在古代中朝书籍交流背景下,在中国汉籍传播、影响下衍生的朝鲜汉籍为研究对象,研究古代朝鲜对中国儒学典籍的注解、翻译和阐释、对中国史部书的模仿及其再创作以及在文学阅读与接受基础上对中国诗文的评选,力求通过经、史、集各部类代表性朝鲜汉籍的形成和发展呈现中国汉籍在古代朝鲜半岛传播的历史轨迹,探讨朝鲜学者对汉文化关注的变化及规律,从微观层面深入分析中国汉籍在被阅读、接受的基础上经过了朝鲜学者怎样的本土化建设。通过朝鲜汉籍与中国汉籍的文化关联的分析,总结中国和古代朝鲜在儒学典籍经典化的道路上以及史学、汉文学发展方面的共通性以及朝鲜学术、文化在东亚文化圈的独特性。

　歴史的に、朝鮮は中華文化の影響圏において重要な一員でした。朝鮮は中国文化を吸収することで、独自の文化を築いてきました。本研究は、古代における中朝間の書籍交流という背景のもと、中国の漢籍の普及や影響を受けて発展した朝鮮漢籍を研究対象としています。
　具体的には、古代朝鮮における中国儒学典籍の注解、翻訳、解釈、ならびに中国の歴史書の模倣と再創作、さらに文学の読解・受容に基づく中国詩文の選定について検討します。これにより、経、史、集など各分野で代表的な朝鮮漢籍の形成と発展を明らかにし、中国漢籍が古代朝鮮半島に伝播した歴史的軌跡を提示することを目指しています。
　また、朝鮮学者が漢文化に寄せた関心の変遷やその法則を探り、微視的な視点から中国漢籍が読まれ、受容される過程で、朝鮮学者によってどのように本土化されたのかを詳細に分析します。さらに、朝鮮漢籍と中国漢籍との文化的関連性の分析を通じ、中国と古代朝鮮が儒学典籍の正典化や、歴史学、漢文学の発展において有する共通点、そして東アジア文化圏における朝鮮の学術・文化の独自性を総括します。