《太原通史　先秦秦汉卷》

　太原是一座具有 5000 年文明史和 2500 多年建城史的国家级历史文化名城。由于其独特的地理环境和战略地位,对中国历史的发展产生了重大影响。太原地处我国北方游牧民族和中原华夏民族的交错地带,是北方各民族融合的前沿地区,有力地促进了多元一体中华民族的形成和发展。太原是春秋战国、魏晋南北朝、五代十国三次大的封建割据时期,北方诸侯创业立国的基地,也是中原统一王朝的北方重镇、“中原北门”。历史上有九个独立王朝在太原建立了国都或陪都,累计 300 余年,时间跨度近 1400 年,它的历史地位作用,是包括我国“八大古都”在内的都城所不可替代的。在太原历史上出现的重要历史人物和发生的重大历史事件,几度影响着中国历史的发展进程。
　《太原通史》全套书上起旧石器时代,下止中华人民共和国成立,以历朝历代太原的行政区划为准。采取卷、章、节、目叙述体例。全书共分六卷九册出版,即《先秦秦汉卷》、《魏晋北朝卷》、《隋唐五代卷》(上下册)、《宋元卷》、《明清卷》(上下册)、《民国卷》(上下册),图文并茂,总字数约 360 万字。

　太原は、5000年の文明史と2500年以上の建城史を持つ、国家級の歴史文化名城です。その独特な地理環境と戦略的な位置により、中国の歴史の発展に大きな影響を与えてきました。太原は、中国北方の遊牧民族と中原の華夏民族が交錯する地域に位置し、北方諸民族の融合の最前線として、多元的な統合を伴う中華民族の形成と発展を強く促してきました。春秋戦国、魏晋南北朝、五代十国の三つの封建割拠の時代において、太原は北方諸侯が国家を築く拠点となり、また統一王朝の北方要衝として「中原北門」と称されました。歴史上、9つの独立王朝が太原に国都または副都を置き、合計300年以上、約1400年にわたる歴史を刻んできました。その歴史的役割は、中国の「八大古都」を含むその他の都市と比べても代替不可能なものです。太原の歴史には、多くの重要な歴史人物や重大な歴史事件が登場し、中国史の発展に影響を与えてきました。

『太原通史』は、旧石器時代から中華人民共和国成立までの期間を対象とし、各時代の太原の行政区画を基準に編纂されています。構成は巻・章・節・目の叙述体系を採用し、全六巻九冊に分かれています。具体的には、『先秦秦漢巻』、『魏晋北朝巻』、『隋唐五代巻』(上下巻)、『宋元巻』、『明清巻』(上下巻)、『民国巻』(上下巻)という構成で、豊富な図版と共に約360万字に及ぶ詳細な記述が展開されています。