《古典的回响　溪客旧庐藏明清文人绘画》

　中国绘画史是一个不断回到古典,从经典的作品中吸取营养,寻找灵感,然后再创造出新风格的过程。本书收录溪客旧庐收藏的七十余幅绘画精品,从绘画风格的角度,对15世纪至19世纪的中国文人画史做一个大概的梳理。这七十余幅作品或许能够作为一个物质证据,勾勒和反映出从15—19世纪中国绘画史对古典复兴的轮廓和脉络。书中作品并没有完全按照时间来排序,而是分为四个部分。第一部分是“吴门绘画与十九世纪江南画坛的吴派趣味”,尤其是指江南画坛的文人画家们在走到瓶颈时期时,重新回到吴门去梳理脉络;第二部分是“晚明与清初的多种风格”,这一时期涌现出很多不同风格的尝试;第三部分是“清代的正统”,作品最多,集中在“四王”,同时提出乾隆时“词臣”的概念,强调18世纪对董其昌及四王风格的继承与发展。第四部分是“花卉”,展现吴派花鸟绘画的新潮流。

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　中国絵画の歴史は、古典へと立ち返り、伝統的な作品から養分を吸収し、そこから新たなスタイルを生み出すという過程を繰り返してきました。本書では、溪客旧庐が所蔵する70点以上の絵画の名品を収録し、15世紀から19世紀にかけての中国文人画の歴史を、絵画のスタイルという視点から概観しています。
　これらの作品は、15世紀から19世紀にかけての中国絵画史における古典復興の流れを物質的な証拠として示し、その輪郭や脈絡を描き出すものとなっています。本書では、作品を年代順に並べるのではなく、以下の4つのテーマに分けて構成しています。
　第1部:「呉門派の絵画と19世紀江南画壇における呉派の趣向」 江南画壇の文人画家たちが行き詰まりを感じた際、呉門派の伝統に立ち返り、その流れを再整理した様子を考察しています。
　第2部:「晩明から清初にかけての多様な画風」 この時期には、さまざまな画風の試みが生まれ、多様なスタイルが展開されました。
　第3部:「清代の正統派」 最も多くの作品が収録されており、特に「四王派」に焦点を当てています。また、乾隆時代の「詞臣画家」の概念を取り上げ、18世紀における董其昌や四王派の画風の継承と発展について詳しく解説しています。
　第4部:「花卉」 呉派の花鳥画における新たな潮流を紹介し、その特徴を探ります。

章晖,中国美术学院美术史博士,独立艺术史研究者。

范景中,1951年11月生于天津。中国美术学院教授、博士生导师。曾兼任《美术译丛》《新美术》主编、中国美术学院图书馆馆长、中国美术学院出版社总编。中国美术家协会理事、中国美术家协会理论委员会委员。范景中教授是当代中国艺术史研究的标杆人物。他最早将西方艺术史学者及其研究成果与方法介绍到中国;他首次将贡布里希《艺术的故事》翻译介绍到国内;他在20世纪80年代便倡议“美术史应是一门人文学科”,推动了美术史的独立发展及对其他领域之影响。