《中国画画体谱系整理与研究》

　中国画历史悠久,名家辈出,基于线、色、墨等艺术语言的成熟而确立的风格、流派异彩纷呈。在这个可统一称之为“画体”的系统内部,不仅涵盖着笔墨语言、绘画技法、画科等本体性的知识分类信息,同时也饱含家族性、地域性、时代性等错综复杂的历史文化信息。魏晋南北朝以降,一直有画家、画论家构建诸多断代性和封闭自足的画体谱系。这种经验性的理论归纳一方面澄清了中国画艺术的源流线索,深化了后世对中国画嬗变规律及画家系脉的科学认知,另一方面也暴露出“以派乱体”“以家乱系”的逻辑混乱问题以及兼容性、开放性的不足。因此,在亟需加强学科体系、学术体系、话语体系构建的大背景下,本书以魏晋至现代的卷轴画演进为经,以“院体画”“文人画”“作家画”三大画体为纬,同时深入画史细部,重点观照画家风格的多元性、画家风格与画家社会身份的联动等历史复杂性情形,从而尝试性重构一种相对科学和更具说服力的“新三元”画体谱系。

　中国絵画の歴史は非常に長く、多くの名匠が輩出されてきました。線、色、墨といった芸術的要素が成熟するにつれ、さまざまな画風や流派が確立され、豊かな表現が生まれました。この体系は「画体」として統一的に捉えることができ、筆墨の技法や絵画のジャンルといった基本的な知識分類だけでなく、家系、地域、時代といった複雑な歴史・文化的要素も含んでいます。
　魏晋南北朝以降、画家や画論家によって、時代ごとの独立した画体の系譜が構築されてきました。こうした経験的な理論の整理は、中国絵画の源流を明確にし、後世における絵画の変遷や画家の系譜を科学的に理解する助けとなりました。しかし一方で、「流派による画体の混乱」や「家系による画家の分類の曖昧さ」といった論理的な問題が生じ、画体の柔軟性や開放性が不足していることも指摘されています。
　こうした背景のもと、本書では魏晋時代から現代に至る巻軸画の発展を軸とし、「院体画」「文人画」「作家画」という三つの主要な画体を基盤に据えています。さらに、絵画史の細部に踏み込み、画家のスタイルの多様性や、画家の社会的立場との関係性など、歴史的な複雑性を重点的に考察することで、より科学的で説得力のある「新三元」画体の体系を再構築する試みを行っています。