《壮族师公经书抄本影印集成(壮文)　全十四册》

　本书收录由广西壮族自治区少数民族古籍保护研究中心近40年来从壮族聚居区抢救搜集的壮族师公经书抄本,共影印收入该类型文献328种,在地域上涵盖5市10县(区)。壮族师公经书,是壮族师公普遍使用的具有鲜明民族、地域特色的民族文献,多采用古壮字或壮汉合璧的形式抄写而成,曾经广泛应用民间仪式和生产生活中,内容涉及壮族师公仪式全过程,融入了壮族、汉族民间经典的故事、传说、神话、谚语等,是民族交往交流交融的结晶。本次影印整理的壮族师公经书,体量大,涉及地域广;版本多样,内容丰富,研究价值大;采用影印形式整理,较好地呈现资料本身的抄写特色、文献本身形制特征;由主编组织专家对每种文献做了提要,分项著录文献留存信息,抄写者、使用者,内容概要、使用场合,文化研究意义等。

　本書は、広西チワン族自治区少数民族古籍保護研究センターが過去40年間にわたり、チワン族の居住地域から収集・保存してきたチワン族師公経書の写本を収録したものです。本書には、328種類の文献が影印版として収められており、5市10県(区)の広範な地域を網羅しています。
　チワン族師公経書は、チワン族の師公(宗教的指導者)が広く使用してきた民族文献であり、古壮字や壮漢合璧(チワン語と漢語の併用)の形式で書写されています。これらの経書は、かつて民間儀式や日常生活の中で広く活用され、師公儀式の全過程を記録するとともに、チワン族や漢族の民間伝承、神話、故事、ことわざなどを取り入れた、民族交流の結晶ともいえる文献です。
　本書の影印整理は、収録規模が大きく、対象地域が広範であり、多様な版が存在し、内容も豊富で、学術的価値が高いものとなっています。影印版の採用により、原資料の書写形式や文献の形態的特徴を忠実に再現しています。また、主編者が専門家と協力し、各文献について概要、収蔵情報、書写者・使用者、使用場面、文化的研究の意義などを詳細に整理・記録しています。