《巴蜀家谱集成　全二百册》

　此书为古籍影印,共200册,此次收录家谱近千卷。从整体上看,主要具有地域涵盖广的特点。家谱从地区分类,基本囊括了巴蜀两地的范围。按姓氏统计,占比靠前的姓氏分别为李、张、陈、王、杨、刘、唐、周、罗。其中,以姓氏最多的李姓家谱而言,总体上呈现地域分布广、家谱保存完好、再订�畚ぢ薪�特点。据李氏相关家谱记载,祖上为湖广籍最多,而赣籍次之。从收录的姓氏来看,还存在“多姓合谱”的情况,如四川盐亭的“孙刘袁姜伏五姓合谱”。就版本与内容而言,此次所收录的家谱,虽不能说是最完全的一个系列,但是也集中收集了明清到近代以来巴蜀地区的主要的或者重要的家谱的类型。这对于进一步研究明清至民国时期,巴蜀地区人口迁移史、社会史等方面提供了重要的史料价值。

　本書は古籍の影印版で、全200冊にわたる大部の資料集です。今回収録された家譜は約1,000巻に及び、地域的な網羅性の広さが大きな特徴となっています。家譜は地域別に分類されており、巴蜀(四川・重慶)両地域をほぼ網羅しています。
　姓氏別に見ると、収録数が多い順に李・張・陳・王・楊・劉・唐・周・羅の各姓が上位を占めています。なかでも李姓の家譜は、地域分布の広さ、保存状態の良さ、再編集・増補の多さといった点で際立っています。李氏家譜の記録によれば、祖先の出身地は湖広(現在の湖北・湖南)が最も多く、次いで江西が多いとされています。
　また、収録された家譜の中には、複数の姓をまとめた「多姓合譜」も含まれており、たとえば四川省塩亭県の「孫・劉・袁・姜・伏 五姓合譜」などがその一例です。
　今回の収録内容は、必ずしも家譜全体を網羅した完全なシリーズとは言えないものの、明清から近代にかけての巴蜀地域における主要かつ重要な家譜の類型を集中的に収録しており、明清〜民国期の巴蜀地域における人口移動史や社会史の研究にとって、極めて貴重な史料的価値を有しています。