《西北丝路上的利来利往》

　资源禀赋是基于资源流动的基础因素。以利为先的商贸驱动了作为商品的资源流动,也是商人围绕商品而获取利润的一个动态闭环系统。商品的经济性是其参与市场交换的基础,在特定的时空场域,又附着了政治、生态性。本书立足于唯物史观与资源禀赋和流动理论,从中国西北丝路的商业资源环境出发,充分利用既有学术成果,潜心爬梳一手档案,围绕商路、商品与商人展开讨论,探讨了国家管控下的商业进程及商贸为核心的各种关系。本书认为自清以来,尤其乾隆朝完成西北大一统,商贸市场得以拓展,以茶马等大宗商品为主体的商贸步入新格局,西北与内地与世界的商路联通,商贸体系得以建构,显示了西北对中国社会发展不可或缺的重要作用与贡献。

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　資源の禀賦とは、資源の流動性に基づく基本的な要因です。利益を優先する商業活動は、商品としての資源の流通を促進し、商人が商品を中心に利益を得る動的な循環システムを形成しています。商品の経済性は市場交換に参加するための基盤であり、特定の時空間においては政治的・生態的な意味合いも付加されます。
　本書は、唯物史観および資源禀賦・流動理論を基礎に、中国西北部のシルクロードにおける商業資源環境を出発点として、既存の学術成果を活用しながら一次資料を丹念に読み解き、商路・商品・商人を中心に議論を展開しています。また、国家による統制のもとでの商業の進展と、商業を核とした諸関係についても深く考察しています。
　本書では、清代以降、特に乾隆期に西北地域の統一が完成したことで、商業市場が拡大し、茶や馬などの大宗商品を中心とした商業活動が新たな局面に入ったと指摘しています。西北地域は内地および世界との商路を結び、商業体系が構築され、中国社会の発展において不可欠な役割と貢献を果たしてきました。

赵珍,女,1962年生,青海西宁人,历史学博士,华侨大学华侨华人与区域国别研究院特聘教授,中国人民大学历史学院教授,博士生导师。国家清史编纂委员会传记组专家、北京地方史志学会理事,曾任中国生态经济学学会生态恢复专业委员会副主任委员。以环境史、中国边疆及跨区域和历史地理的研究与教学为兴趣。主要专著《资源、环境与国家权力——清代围场研究》《浮天载地:清代京畿水环境》《清代西北生态变迁研究》《黄河上游区域城市研究:1644—1949》《绥边福将杨遇春研究》等,独立编著、译著及合著多部。在《历史研究》等期刊发表学术论文60余篇,《新华文摘》、人大复印报刊资料及新媒体网站全文转载多篇。现主持国家社科基金