《佛祖历代通载校注　上中下　全三册》

　元代僧人念常所集编年体佛教通史,凡二十二卷,起自过去七佛,终于元顺帝至元四年(1338)。全书以干支纪年先后为序,备载历代佛教史实,凡僧人译经、撰述、传教,及帝王、臣僚兴废佛教事迹等,巨细无遗。尤其是宋、元两朝取材新颖,编排严谨,学术价值尤为重大。
本次整理,以国图藏元至正七年(1347)念常募刻本为底本,以日本南北朝刊五山版、明宣��五年大慈恩寺刻本等八个本子为对校本,以《景��传灯录》《隆兴佛教编年通论》等书为他校本,予以标点、校勘,并对少数关键语词作了注释,要而不烦。

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　本書は、元代の僧・念常によって編纂された編年体の仏教通史で、全二十二巻から成ります。内容は過去七仏に始まり、元の順帝・至元四年(1338年)に至るまでの仏教史を、干支紀年の順に沿って記述しています。歴代の僧侶による経典の翻訳・著述・布教活動をはじめ、歴代の皇帝や官僚による仏教の興隆と衰退に関する事績を、詳細かつ網羅的に記録しています。特に宋代および元代に関する記述は、資料の選定が新鮮で、編纂も厳密であることから、学術的価値が非常に高いと評価されています。
　今回の整理では、国家図書館所蔵の元・至正七年(1347年)に念常が募って刊行した版本を底本とし、日本南北朝時代に刊行された五山版、明・宣徳五年の大慈恩寺刻本など八種の版本を校合本として用いました。また、『景徳伝灯録』や『隆興仏教編年通論』などの書籍を参考資料とし、句読点の付与と校勘を行い、一部の重要語句には簡潔な注釈を加えました。注釈は要点を押さえつつも煩雑にならないよう配慮しています。

念常(1282-?),俗姓黄,号梅屋,元代临济宗僧人。精通佛典,外博群书,所撰《佛祖历代通载》通行丛林,号称“僧中班马”。

杨志飞,1983年生,河北邢台人,西安外国语大学中国语言文学学院副教授,研究方向为汉文佛教文献,成果有《赞宁〈宋高僧传〉研究》、《〈佛祖历代通载〉版本源流考》、《日藏〈释氏要览〉室町钞本与庆长刊本考述》等。