《安阳孝民屯　2　殷商遗存·遗物》

　孝民屯遗址位于殷墟都邑遗址的西部。2003~2004年孝民屯遗址考古发掘,在22万多平方米范围内,一次发掘6万余平方米,此次发掘是殷墟发掘史上一次性发掘面积最大者,取得的成果也十分显著。
　本卷主要报道的是遗迹中出土的各种遗物(铸铜相关遗物除外),以陶器为主,另有青铜器、玉石器、骨角牙蚌贝器、动物骨骼等。其中陶器部分,利用孝民屯发掘获取的大量陶器,对殷墟陶器的种类和组合进行了深入而系统的研究。

　孝民屯遺跡は、殷墟都邑遺跡の西部に位置しています。2003年から2004年にかけて行われた孝民屯遺跡の考古発掘では、総面積22万平方メートルを超える範囲のうち、一度に6万平方メートル以上が発掘されました。この発掘は、殷墟発掘史上において一度に行われた調査としては最大規模であり、極めて顕著な成果を挙げました。
　本巻では、出土した遺物のうち、鋳銅関連の遺物を除いた各種資料を主に紹介しています。中心となるのは陶器であり、そのほかにも青銅器、玉石器、骨・角・牙・貝などの装飾品、動物の骨などが含まれています。特に陶器については、孝民屯の発掘で得られた大量の資料をもとに、殷墟における陶器の種類や器物の組み合わせに関して、深くかつ体系的な研究が行われています。