《燕蜀交谊　启功徐无闻学术集》

　启功先生字元白、元伯,北京师范大学中文系教授。徐无闻先生名永年,以字行,西南师范大学中文系教授。元白、无闻先生于书无所不观,学识淹博。元白先生尤重文字声律、金石美术、红学研究,于书画碑帖鉴定更有“我辈数人、定则定矣”之誉。无闻先生于文字训诂、唐宋要籍、书论印学用功至勤,文不必多,出则必成定谳。书中具录二公交谊、师友承传、学术造诣、艺术成就。本书是今年8月在清华艺术博物馆的“燕蜀交谊——启功徐无闻学术艺事特展”图录。

　啓功氏(字は元白・元伯)は、北京師範大学中国語学科の教授であり、徐無聞氏(名は永年、字で通称)は西南師範大学中国語学科の教授です。元白氏と無聞氏は、書に関してあらゆる分野に通じ、学識も極めて深く広いことで知られています。
　元白氏は特に文字学・声律・金石美術・紅学の研究に力を注ぎ、書画や碑帖の鑑定においては「我ら数人が定めれば、それが定説となる」と評されるほどの権威を持っていました。無聞氏は文字の訓詁、唐宋の重要文献、書論および印学の研究において極めて勤勉であり、著述は多くないものの、発表される論文はいずれも確かな見解として高く評価されています。
　本書には、両氏の交友関係、師友間の継承、学術的造詣、芸術的成果などが記録されています。本書は、2025年8月に清華大学芸術博物館で開催された「燕蜀交誼——啓功・徐無聞 学術と芸術の特別展」の展覧会図録です。