《觀滄海　青花瓷、鄭芝龍與大航海時代的文明交流》

　中國自古以來以農耕文化為主,遵從儒家「重農抑商」的傳統思想,沒有充分開發利用海洋資源。明代以前主要以中亞粟特商人為仲介,經絲綢之路沙漠路線與西方交往。大航海時代以後,才開始與歐洲直接進行經濟文化交流,而葡萄牙、西班牙、荷蘭在海上絲綢之路貿易中扮演了重要角色。儘管明王朝曾實施海禁政策,但是未能阻止景��鎮青花瓷和龍泉窯青瓷走私中東伊斯蘭世界,穆斯林海商還積極參與了明代景��鎮窯廠青花瓷的設計製造。17世紀,鄭芝龍更擊敗荷蘭艦隊,以臺灣北港為中心,建立鄭氏海上帝國,商船收入富可敵國。
　　本書借用曹操〈觀滄海〉為書名,多角度地審視了明清時期東西方交流的歷史,在波瀾壯闊的大航海時代的進程中,東西方諸文明並無明顯的優劣和主次,都是歷史的推動者,各文明均透過衝突與交流兩種方式,參與了大航海時代的進程。

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　中国は古来より農耕文化を中心に発展し、儒教の「農を重んじ商を抑える」という伝統思想に従って、海洋資源の開発と活用には十分に取り組んできませんでした。明代以前の対外交流は、主に中央アジアのソグド商人を仲介とし、シルクロードの砂漠ルートを通じて西方とつながっていました。
　しかし、大航海時代以降、中国はヨーロッパ諸国と直接的な経済・文化交流を開始し、ポルトガル、スペイン、オランダなどが海上シルクロードの貿易において重要な役割を果たしました。明王朝が海禁政策を実施していたにもかかわらず、景徳鎮の青花磁や龍泉窯の青磁は中東のイスラーム世界へ密輸され、ムスリムの海商は景徳鎮窯の青花磁の設計・製造にも積極的に関与していました。
　17世紀には、鄭芝龍がオランダ艦隊を撃退し、台湾の北港を拠点として鄭氏海上帝国を築き上げ、商船による収益は国家に匹敵するほどの規模となりました。
　本書は、曹操の詩「観滄海」を書名に借り、明清時代における東西交流の歴史を多角的に検証しています。波瀾万丈の大航海時代において、東西の諸文明には優劣や主従の区別はなく、いずれも歴史を動かす主体として、衝突と交流の両面からその進展に関与していたことを明らかにしています。

推薦序 欣見《觀滄海》繁體版　　陳國棟

前言

1 東臨碣石,以觀滄海
2 中國與伊斯蘭世界的經濟文化交流
3 大航海時代中國與西方的衝突與交流
4 明帝國宮廷製圖師考
5 澳門開埠以前葡萄牙人的東方貿易
6 尋找雙嶼港
7 大航海時代泉州至波斯灣航線
8 鄭芝龍航海圖
9 野墅平林圖考
10 大航海時代的忽魯謨斯島
11 普陀山訪古
12 尚蒂伊的中國花園

參考文獻

後記

林梅村
北京大學考古文博學院教授。1956年生,祖籍廣東,生長於北京。1977至1982年,就讀北京大學考古專業。畢業分配至中國文物研究所,歷任助理研究員、副研究員。1994年,受聘於北京大學考古系(今稱考古文博學院),歷任副教授、教授、博士生導師。2012年聯合國教科文組織國際古蹟遺址理事會(ICOMOS)會員。1984年至今,在英國《倫敦大學東方與非洲學院院刊》(BSOAS)、《古物》(Antiquity)、��國《中亞雜誌》(CAJ)、日本《古代文化》、中國《考古學報》、《文物》、《考古》等海內外學術刊物發表論文百餘篇,出版學術專著十四部。
早年致力於佉盧文等西域語言文字研讀,同時專精於絲綢之路考古、中外交流考古等領域,兼通多種語言,對海內外考古和文物藏品如數家珍。學術影響力在海內外甚廣,且文筆優美,著作深入淺出,備受讀者推崇。