『目録集』と『目次集』を40巻セットにしてます。
◎『韓半島・満州 日本語文献 目録集』(全13巻)
韓半島と満州で刊行された日本語資料の書誌事項とともに、韓国・中国・日本の所蔵図書館を明示し目録化した資料集です。韓・中・日各国における自国図書館の書誌情報を目録化した資料集は数多くありますが、3ヶ国の書誌情報を統合し総網羅した資料集は本資料集が最初だといえましょう。これにより、韓・中・日3ヶ国に散在する多くの日本語資料の書誌情報を一目瞭然と閲覧できるようになり、国家別所蔵情報も同時に確認できるようになりました。
☆目録集に収録された資料件数
　　・韓半島発行単行本　15、116件
　　・満州発行単行本　28、870件
　　・韓半島発行年刊物　565件
　　・満州発行年刊物　977件
　　・満州発行シリーズ物　5、734件
　　・1〜10巻:目録集、11〜12巻:書名索引、13巻:著者索引
☆所蔵図書館数
　　・韓国　 17図書館
　　・中国　 55図書館
　　・日本　618図書館
▽各図書館の書誌事項(書名、著編者、発行所、発行地、発行年)について誤謬を発見、訂正することにより、これまで私蔵されてきた日本語資料を多数見つけ出しました。
▽各図書館が所蔵している同一書名の資料を集合し、年度順に羅列することにより発行年度の全体的な流れを把握できるようにしました。

◎『韓半島・満州 日本語文献 目次集』(全27巻)
日本の韓国併合100年を過ぎ、新たな時代を迎えるにあたり、東アジアで初めて韓・中・日の国公立図書館、大学図書館および公共機関に
散在している当該資料を対象に、入手可能な資料の目次をすべて収録したものです。
☆本目次集は、16、000件を上回る資料を、韓半島刊行単行本、韓半島刊行年刊物、満州刊行単行本、満州刊行年刊物に分け、全27巻で構成されています。
　　・韓半島単行本　第1〜14巻
　　・満州単行本　第15〜16巻
　　・韓半島年刊物　第17〜24巻
　　・満州年刊物　第25〜26巻
　　・書名、著者索引　第27巻
▽特に「韓半島年刊物」と「満州年刊物」は、1910年の韓国併合以前から1945年まで、韓半島・満州植民地体制に関する分析と変化を、分野別に公視的、通視的に分析できるという点で学界の注目を集めています。