(出版社HPより)
「『韓国歴代文集叢書』は、韓国の古代(新羅)から近代(日本植民地時代)までの主要な人物3,500人以上の文集を全3000巻で綴った資料である。
一般に韓国の歴史と文化に触れるうえで、複数の資料が活用されるものだが、その究極の源は文集といえよう。
とくに『韓国歴代文集叢書』には、これまで公開されなかった資料の80%程度が載っていて、その量において他の比類を許さない。まさしく韓国の歴史文化の研究のなかで、最も基本的な資料なのである。
加えて、『韓国歴代文集叢書』は、単に韓国学研究の基礎資料としてだけでなく、諸外国での韓流を導いていく、いわば韓国文化コンテンツの宝庫である。
各巻に載っているさまざまな史実、および文学や芸術、外交、その他雑学にわたるまで、その無尽蔵な内容は、韓国文化のストーリーテリングのために役立つことであろう。
本書は、各国の韓国学研究者をはじめ、韓国の歴史や文化に関心をもつ人びとに韓流文化の源泉となる資料を提供しており、韓国学の発展に重要な土台を用意したという点で大きな意味をもつといえる。」