<書評紹介>
日本歴史(吉川弘文館)2008年3月号
有富純也(日本学術振興会特別研究院)
http://www.book61.co.jp/info/840.pdf
※約2ページ、各論文の概要・評価と全体について。
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<内容紹介>　
　2005年5月国士舘大学で行われた第71回日本考古学協会総会のテーマ『古代の信仰を考える』の7名による研究発表を大幅に加筆、改稿、更に3名の気鋭の研究者を加え『考古編』6編、『文献編』4編、計10編から成る論文集。古代の信仰はこれまで考えられてきた以上に重層的で、複雑な様相を呈しており、ひとつの社会を見る時、信仰からの切り口は重要な視点である。古代の信仰を解明する上で重要な文献となる論文集。

<目次>
-考古編-
金子裕之　平城宮・大嘗祭の諸問題　
須田　勉　古代村落寺院とその信仰　　　　　　　　　
小嶋芳孝　境界と官道の祭祗-古代能登における検討事例-　　　　
内田律雄　出雲の神社遺構と神祗制度　　　　　　　　
高島英之　仏面・人面墨書土器からみた古代在地社会における信仰形態の一様相　　　　　　　　
吉澤　悟　無頸壺形骨蔵器にみる諸問題　　　　　　　

-文献編-
平川　南　古代における道の祭祗　　　　　　　　　　
宮瀧交二　刻書紡錘車からみた日本古代の民衆意識　　
荒井秀規　竈神と墨書土器　　　　　　　　　　　　　
三上善孝　「鴨御神」小考-古代の農耕祭祗に関わる一資料-