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<内容紹介>
平安時代末から室町時代まで操業された古瀬戸製品(窖窯)の編年と生産構造を明らかにする。中世遺跡の年代を考える上で欠かせない古瀬戸様式の編年研究を集成。

<目次>
第1部　編年研究編
　第1章　灰釉陶器および山茶碗の型式編年　
　　広久手地区の窯跡
　　南山地区の窯跡　
　　大草地区の窯跡
　　尾張旭地区の窯跡
　　守山地区の窯跡
　　山茶碗の型式編年
　第2章　東濃型山茶碗の型式編年　
　　半ノ木古窯跡群の概要
　　半ノ木古窯跡群の変遷
　　瀬戸地方の北部系山茶碗窯
　第3章　古瀬戸前期様式の編年　
　　古瀬戸前期様式の範疇
　　幡山区北部の窯跡
　　幡山区南部・東部の窯跡
　　瀬戸区北部の窯跡
　　瀬戸区南部の窯跡
　　品野区の窯跡
　　水野区の窯跡
　　市域外の窯跡
　　古瀬戸前期様式の編年
　第4章　古瀬戸中期様式の編年　
　　古瀬戸中期様式の展開
　　古瀬戸中期様式の編年
　　古瀬戸中期様式の成立過程
　第5章　古瀬戸後期様式の編年　
　　窯跡の分布
　　赤津区南東部の窯跡
　　赤津区東部の窯跡
　　赤津区中央部の窯跡
　　赤津区北部の窯跡
　　赤津区西部の窯跡
　　幡山区の窯跡
　　集落周辺の窯跡
　　藤岡町の窯跡他
　　古瀬戸後期様式の編年
第2部　生産構造編
　第1章　山茶碗窯の生産構造　
　　東海地方における窯業生産の転換期
　　山茶碗の諸類型
　　山茶碗の生産と流通(予察)
　　山茶碗の生産体制
　第2章　古瀬戸焼成窯の生産構造　
　　瀬戸古窯跡群の形成過程
　　古瀬戸焼成窯の乾燥場遺構
　　古瀬戸系施釉陶器窯の成立過程
終 章　資料編　
　山茶碗類・片口鉢編年表
　古瀬戸製品編年表
　瀬戸周辺の窯跡分布図
　古瀬戸製品器種の消長