共同研究の経過と概要 広瀬和雄
[第1部] 古代の権威と権力の研究
大和王権と鎮魂祭 新谷尚紀
鉄剣銘「上祖」考 義江明子
古代王権と「後期ミヤケ」 仁藤敦史
古代天皇制における出雲関連諸儀式と出雲神話 水林 彪
光仁・桓武王権の国境政策に関する一考察 山中 章
唐代前期律令制下の財政的物流と帝国編成 渡辺信一郎
[第2部] 古代・中世イデオロギーの研究
弥生時代における生産と権力とイデオロギー 安藤広道
古墳の他界観 和田晴吾
装飾古墳の変遷と意義 広瀬和雄
遣隋使と礼制・仏教 鈴木靖民
水穂国の変換と統治理念 西谷地晴美
日本中世民衆運動の思想 海津一朗
[第3部] 古代接触領域の研究
弥生開始期の集団関係 藤尾慎一郎
続縄文文化における物質文化転移の構造 鈴木 信
墳墓から見た古代の本州島北部と北海道 藤沢 敦