<内容>
板付遺跡や小戸古墳などの未公開資料や福岡市外に流出した考古資料の全貌を明らかにする。また、動物骨や植物種子などの自然遺物から、これまであまり顧みられなかった人間と自然の関わりを、福岡の歴史として再現する。(発行元案内文より)
<目次>
第I部 考古資料
　第1章 板付遺跡一-1951〜 1954年発掘調査資料
　第2章 有田遺跡―-1967〜 1968年発掘調査資料
　第3章 小戸1号墳
　第4章 博多遺跡群出土銭貨集成
　第5章 福岡市における考古資料発見略史一一明治〜昭和期出土資料を中心に
第�局� 動物遺存体
　第1章　動物考古学からみた博多と動物の歴史
　第2章　博多遺跡群出上の骨角製品と関連する遺物について
　第3章　博多遺跡群におけるヒトと動物の食性一― 理化学分析を用いて
第�敬� 植物遺存体
　第1章 福岡市内出土の植物遺存体集成
　第2章 圧痕資料
　第3章 分析調査集成
第�孤� 論考
　第1章　板付遺跡・有田遺跡からみた弥生の始まり
　第2章　博多湾沿岸地域の古墳時代後期社会――小戸1号墳の調査成果から
　第3章　出土銭からみた中世の博多
　第4章　イノシシとブタ論争を博多に探る
　第5章　植物遺存体からみた福岡の歴史
　第6章　考古資料からみた縄文時代から中・近世の博多