<目次>
<地域の歴史と文化遺産>※後藤宗俊先生の著作集
第一章　文化・文化財保護論
　宇佐風土記の丘建設と七〇年代の文化財行政
　文化財保護の軌跡と文化財保護法　地域の視点から　　
第二章　考古・埋蔵文化財の調査と保護
　大野川流域における集落遺跡の調査と保護　農業基盤整備事業と埋文行政
　古墳時代の県濠居館と集落跡　小迫辻原遺跡の調査と保護　
　古代地方官衝遺跡の調査と保護　地蔵原遺跡と中安遺跡　
　日杵磨崖仏の保存。整備と考古学　
　埋蔵文化財保護行政と保存運動　宇佐市川部遺跡の保存問題に寄せて
　埋蔵文化財担当者論
第三章　広域村落遺跡調査と文化的景観
　国東半島荘園村落遺跡調査の軌跡　　大曲紀行　
　柳州紀行　中国華南の農村景観と貝江苗案
第四章　地域文化の継承と文化遺産
　地域文化の継承と世界遺産　宇佐。国東での活動によせて
　私記・広瀬淡窓と成宜園
<別府大学文化財学論集1>※記念論文集
越知睦和　角錐状石器の搬出形態に関する一考察　佐賀県老松山遺跡出土資料を中心として
野 村 憲一　弥生時代の集落と墓制 ―田川地域の動向一
稲 村 博 文　鹿児島県の石包丁について　鹿屋市の新資料とこれまでの県内の出土例から
清 水 宗昭　古墳時代九州の超広域盟主墳について
吉 田 和彦　海の首長・山の首長　西日本各地域の埴輪導入期の古墳の検討
阿 南亨　古墳時代帆船小考
服部真和　大分市浅草神社5号墳採集の埴輪について
馬場克幸　後期横穴式石室古墳形態変遷の数値モデル化試論　福岡県京築地域を試料として
井 上 信 隆　明治4年の太政官布告について　豊前北部にみられる明治期の古墳調査記録から
遺物からみる古墳時代後期の直入郡の様相について　別府大学附属博物館所蔵「伝竹田市政所古墳出土遺物」から
浦 井 直幸　律令体制下における地方官行の成立と展開　二豊地域を中心として
上 野 淳也　永興寺考
東 貴 之　滑石製石鋼の製作工程に関する　考察一生産地・消費地の資料を中心に
縦耳型石鍋の時期　長崎県内における資料を中心に
豊後國 大分郡 符内 櫻町　変遷・構造。性格
臼杵出上の十宇架について　澤田美喜記念館所蔵の十字架
古代都市アコリスの発掘　アコリス発掘体験記
赤外線サーモグラフィにおける石造文化財の劣化診断
デジタル技術を利用した磨崖仏の記録保存について　緒方宮迫東西石仏を例として
近代における阿蘇の観光登山バス事業に関する考察
宗像の文化財と世界遺産　私の携わつた現場よリ
埋蔵文化財行政の課題と展望