第1章 遺跡の位置と環境
第2章 調査の経緯
第3章 大谷3号窯周辺の予備調査
第4章 大谷3-1・3-2号窯と関連遺構の発掘調査
第5章 大谷3号窯周辺地区の発掘調査
第6章　出土遺物
第7章　考古学的検討
第8章　自然科学的分析
第9章　論 考
　1 土器の計測法と定量化に関する基礎的検討
　2 篠窯における開始期の緑釉陶器生産とその展開―稜椀の分析を中心に
　3 緑釉陶器の生産地間交流をめぐる一考察　大谷3号窯の貼り付け高台をもつ緑釉陶器の成立背景―
　4 緑釉陶器の色彩学的検討　大谷3号窯出土品の目視同定と器布茂計測
　5 平安時代前半期における窯業生産の転換―篠窯出土供膳具を軸として
　6 壺・外からみる篠窯の須恵器の生産と供給
　7 ロクロの回転方向と土器製作工人
　8 須恵器底部の爪圧痕の再検討
　9 篠窯産須恵器の分布とその背景一大阪府内出土事例を対象に一
　10　 7〜 8世紀の丹波の窯業生産と篠窯
　11 考古学からみた王朝国家論と篠窯跡群大谷3号窯1
　12 篠窯の歴史的位置付け一文献史料による考察―
第10章 総 括