序 平尾先生のあゆみ
第I部 平尾良光一文化財学との運通とその展開
平尾良光　小自伝
平尾良光　「鉛」から見える世界
業績一覧
第�局� 文化財科学の世界
トルコ共和国カマン・カレホユック遺跡の前期青銅器時代資料の加速器質量分析による放射性炭素年代　中村 俊夫　大森 貴之
韓国出上の馬形帯釣の産地推定研究　魯 祀呟
韓国古代ガラスの化学組成による歴史的変遷　金 奎虎
日本における国産青銅原料の始まりについて　斉藤 努
近世日本絵画における鉛白と胡粉の使用例について　早川 泰弘
江戸城の石垣における石材の産地推定　石川 優生
自作スマルト絵具の変色に関する研究　秋山 純子
文化財の修理と自然科学的調査　牟田辺遺跡出土銅釧の修理と鉛同位比体測定― 渡辺智恵美
キトラ古墳の保存管理の経緯と現状�� 宇田川滋正・建石 徹
大規模水損資料の被災対策　天草市立天草アーカイブズ被災の事例から 玉川 紘子
第�敬� 文化財学のひろがり
朱玉とその周辺　志賀 智史
キリシタン遺物の新見地　理化学と考古学のコラボレーション 後藤 晃一
尚古集成館所蔵佛朗機砲及び蛇砲の文化財科学的調査と歴史考古学的検討 上野 淳也。西田 京平
姫島産黒曜石の供給形態について　清水 宗昭
カンボジアの先史時代と「扶南国」　宮塚 義人
東アジア中世鏡の出現に関する予察　清水 梨代
布教期の金属製キリシタン信仰具　浅野ひとみ
東アジア世界の磨崖仏・石窟寺院と山・水信仰の関係　神仏習合論の視′点から　飯沼 賢司
日本中世の製塩形態に関する再検討　安田 豊
耶馬濃鉄道における株主分布とその社会的属性　大山 琢央