全国城郭研究者セミナー40周年記念号

■論 考
小山文好　戦国期の境目の一つの変遷 常陸岩瀬地方の城郭の調査を通して
高田 徹　尾張国楽田城 『遺老物語』に記された「殿守」と縄張り考
木地谷了一　常陸中居城周辺の城郭と堀切状遺構について
三島正之　武田氏領域における交通路掌握の状況　武田氏の城郭による街道封鎖の実態
八巻孝夫　越後・坂戸城の考察(下)　縄張図を中心とした研究史・城の歴史と構造
目黒公司　高柳城(新潟県加茂市)の縄張と城の役害
■研究ノート
藤本正行　長篠合戦の布陣図
■報 告
和田 剛　岡山県玉野市人浜町所在の大崎の遺構について　天正一〇(一五八二)年二月の八浜の戦いに関連して
高橋成計　但馬国東河内城の考察　尼子再興軍の城郭を求めて
寺井毅　島根県・松江市玉湯町の中社城館
■第三十九回全国城郭研究者セミナーの報告
第三十九回全国城郭研究者ヤミナーについて
関ヶ原合戦の布陣の形成
常陸江戸氏の城館と領域
出土遺物からみた山崎城跡
永禄後半における今川氏と城　遠州忩劇と引間城
くシンポジウム〉山城の階段状削平地群
長野県における山城の階段状削平地遺構 「削平地群」について
城の階段状曲輪と多重帯曲輪を考える　山形県の事例から
長野県松本市虚空蔵山城跡の調査
三木城攻めの付城における 雛壇状曲輪群について
多岐にわたる階段状削平地の活用　出雲地方の事例を中心に
安芸における階段状平坦地群の事例検討
九州の中世城郭における小規模平坦面群　セミナー報告を終えて
〈シンポジウム〉山城の階段状削平地群 概要
■中世城郭研究会創立50周年記念文集(2)
■座談会 全国城郭研究者セミナーの40年