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古代の交通路から見た大阪湾沿岸の古墳

朝日 格 著

発行元 六一書房
出版年 2026/06
A4
ページ 6+105 ほぼカラー
六一ID N123212
ISBN 9784864451987

新刊・電子書籍

  • 4,950 円(税込)
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    従来、古墳の景観や立地は定性的に論じられることが多かった中、本書はGISを用いて古代交通路からの視認性を客観的・定量的に検証し、新たな研究の地平を切り開いた意欲作です。海路・陸路という異なる視点から古墳の存在意義を再評価し、交通・景観・政治権力の変遷を一つの論理で結び付けた考察には高い説得力がありました。96点に及ぶカラー図版や眺望解析は資料的価値も高く、考古学のみならず歴史地理学やGISを活用する研究者にとっても大きな示唆を与える内容です。今後、この分野の研究を進める上で重要な基礎文献として長く参照される一冊になると感じました。著者の長年のフィールドワークと緻密な分析が結実した、まさにオリジナリティあふれる研究成果です。

    投稿者名未設定

    現在では樹木に覆われた姿が多い古墳だが、築造当初は権威の象徴として、その側面を「見せる」意図が大きかったものと考えられる。本書は、古墳の墳丘が海側(または湖や河川側)などからどのように見えたのかを推測する意欲的なケーススタディとして注目されるものである。副葬品や埴輪、あるいは墳丘の平面的規模、埋葬施設などに興味が向きがちな古墳研究に斬新な視点を示したもので、是非とも見てもらいたい研究書である。オールカラーでとてもビジュアルな体裁で、お勧めです!

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