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柄鏡形(敷石)住居と縄文社会

山本　暉久 著

平均5段階評価 約5点 （1件） レビューを書く
発行元 六一書房
出版年 2010/08
判 B5
ページ 上製 350
六一ID N04912
ISBN 9784947743893

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  • 内容
<内容>
本書は、2002年9月に刊行した『敷石住居址の研究』(当社刊)の続編に相当する。柄鏡形(敷石)住居址をめぐる最近の研究動向を整理しつつ、神奈川を中心とした南西関東域の事例を集成し、その地域的変化の特性を明らかにさせている。また、近年盛んに主張されている「縄文時代階層化社会論」について、批判的な立場から、その研究動向を整理したうえで、柄鏡形(敷石)住居址や配石遺構が検出されている集落址を「配石集落址」と呼んで、その事例の分析・検討を行い、階層化社会論のもつ問題点を鋭く指摘している。巻末には、『敷石住居址の研究』において掲載した、石柱・石壇をもつ住居址ならびに柄鏡形(敷石)住居址発見遺跡に関わる参考文献を補訂して再録している。今後の柄鏡形(敷石)住居址をめぐる研究に基礎的な資料を提供しているものといえよう。
<目次>
第1章　柄鏡形(敷石)住居址研究の現段階
　第1節　柄鏡形(敷石)住居址研究をめぐる最近の研究動向について
　第2節　その後の柄鏡形(敷石)住居址研究をめぐって
第2章　柄鏡形(敷石)住居址の地域的展開 南西関東地方を中心とした事例から
　第1節　相模川上流域
　第2節　三浦半島・神奈川県西部域〜伊豆半島周辺域
　第3節　多摩丘陵東部〜下末吉台地域
第3章　配石集落と縄文時代階層化社会論
　第1節　縄文時代階層化社会論の行方
　第2節　配石集落に階層化社会は読み取れるのか
　第3節　縄文時代後期の配石集落址　 秦野市曽屋吹上遺跡の再検討を通じて
　第4節　石神台遺跡と縄文時代の配石墓　
結　語
引用・参考文献　
石柱・石壇をもつ住居址発見遺跡　参考文献
柄鏡形(敷石)住居址発見遺跡　参考文献
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      投稿者名未設定

      2011/06/26

      配石墓を柄鏡形住居跡にしてしまったあなた・・・本書をじっくり読んで反省しなさい！

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