【目次】
王権擁護の寺・国分寺
須田勉　国分寺研究の成果と課題
文献史・建築史からみた国分寺
有富由紀子　金光明四天王護国之寺と法華滅罪之寺
箱崎和久　国分寺と在地寺院の塔
在地社会と国分寺造営
安藤寛　東海道の国分寺
花谷浩　山陰道の国分寺
廣田佳久　南海道の国分寺
齋部麻矢　西海道の国分寺
多様な国分寺研究
大脇潔　国分寺と都城の寺院
黒澤彰哉　国分寺と郡衙周辺寺院
有吉重蔵　国分寺と都市計画
網伸也　国分寺の伽藍配置
妹尾周三　国分寺造営と瓦笵の移動
亀田修一　国分寺造営と渡来系技術
倉澤正幸・鳥羽英継　改作された国分寺―信濃国分寺跡の近年の研究成果から
河野一也　災害・復旧と国分寺
浅井希　相模国分僧尼寺の罹災
木本雅康　国分寺と駅路
永井智教　国分寺と瓦生産
須田勉　国分寺の墾田開発と仏教―上総国分寺の事例を中心として
最近の発掘から
服部智至　縄文時代早期の丸木舟―千葉県市川市雷下遺跡
木村友則　日本初出土の「機織形埴輪」―栃木県下野市甲塚古墳