【目次】
第1章　年縞が解明する縄文の人類史的意味とその開始をめぐって　安田喜憲
第2章　縄文時代の文化領域と津軽海峡圏の気候変動
　1.日本列島に展開した縄文文化と文化領域　その課題　矢野健一
　2.年縞による縄文時代における気候変動　笹塚良嗣・山田和芳
　3.北海道南部における最終氷河期以降の植生変化　紀藤典夫
　4.対馬海流と津軽海流が生み出す生態系　縄文時代から続く水産資源　安井肇
第3章　津軽海峡圏の縄文文化の特質　海峡を越えて交流した一万年の歴史
　1.ヒスイの流通にみる津軽海峡圏の交流　福田友之
　2.アスファルトの石油地質学的分析と原産地推定　氏家良博
　3.数字で読みとく土偶と環状列石　定量的分析の可能性　中村大
　4.北東北の環状列石　児玉大成
　5.石狩低地帯の縄文文化　キウス周堤墓群　高橋理
第4章　津軽海峡圏の縄文文化の現代的な意義と活用を考える
　パネリスト:石森秀三・�睫斃瑳　δ攬翹喩�・矢野健一
　コーディネーター:阿部千春