<内容>※シンポジウム記録集案内より
歴史学、歴史地理学、考古学から若狭の古代寺院のあり方を考える。若き研究者が「若狭の古代寺院」を再論した一冊。2015年10月に美浜町で行われた歴史フォーラムでの講演報告、座談の内容を活字化して収録したほか、内外の気鋭の研究者による寄稿文(歴史フォーラム参加記)、近江の山寺研究をリードする小林裕季氏の書き下ろしによる若狭の山寺に関する特別寄稿、若狭で行われた古代寺院史研究会例会での三舟隆之氏、門井直哉氏の研究報告を活字化したものも掲載。
<目次>
問題提起「若狭の古代寺院と興道寺廃寺」松葉竜司
フォーラム�機峺殿紊涼亙�寺院と社会集団」竹内亮
フォーラム�供峇い�らみた北陸道の国分寺」梶原義実
フォーラム�掘峺殿綮�院の立地と景観」門井直哉
フォーラム�検峪�家遺跡と柳田シャコデ廃寺跡」中野知幸
座談「再論、若狭の古代寺院」
特別寄稿「わかさとみはまの山寺」小林裕季
古代寺院史研究会第26回例会「興道寺廃寺の立地からみた若狭国三方郡」門井直哉
古代寺院史研究会第26回例会「若狭国造と古代寺院」三舟隆之
寄稿歴史フォーラム参加記
酒井健治、告井幸男、御嶽貞義、三舟隆之、三好清超、山口悦子、田邉信義