※著者のこれまでの研究や論考に加筆訂正等を行い、書き下ろしを加え、まとめられた1冊です。
【主な内容】
古墳時代前・中期の「畿内政権」である「大和盆地東南部の勢力」「佐紀盾列古墳の勢力」「馬見古墳群の勢力(原葛城氏)」「百舌鳥・古市古墳群の勢力」の実像を、鏡の配置、陪冢・甲冑などから詳細に分析。
【主な目次】
序章　本書の構成と目的
第1章　鏡の副葬位置からみた前期古墳と葛城の勢力
第2章　陪冢の展開
第3章　河内政権肯定論と大和に対する経営戦略
第4章　中期畿内政権の地方に対する経営戦略
終章　5世紀代のける倭国軍の編成について
田中晋作　藤田和尊著『古墳時代政権の地方管理経営戦略』について　解題にかえて
尼子(藤田)奈美枝　刊行によせて　あとがきにかえて