※発行元品切れとなりました(2022年1月31日確認)
※55名の執筆者による論文集です。

序章
1章　生業と技術
柴田稔 柱穴と柱痕
山岡拓也・橋詰　潤・井上雅也 石川県鳳珠郡能登町真脇遺跡Ⅺ層出土石槍の研究
松本一男 縄文土器の観方、捉え方のコツ
岡村　渉「平地式住居」の再検討
前嶋秀張 植出北�彊篝廚能佚擇靴織�ラス勾玉鋳型の胎土について
伊藤寿夫 静岡市賤機山古墳の築造方法についての一考察
2章　生産と交流
富樫孝志 愛鷹山麓における環状ブロック盛行期の斧形石器
池谷信之 富士宮市小塚遺跡出土黒曜石の原産地推定と縄文前期後葉の黒曜石供給
佐藤由紀男 東北北部における弥生時代の磨製石斧の系譜からみた地域間交流
佐藤祐樹 東駿河における古墳時代の土器様相
藤村　翔 駿河国富士郡域における土師器の変遷 飛鳥時代から平安時代前半期を対象に
渥美賢吾 日本古代須恵器有蓋三獣脚短頸壺の出土傾向
平野吾郎 五郎衛門古窯の再検討
後藤建一 湖西窯跡群と三方原台地東縁古墳群
�眸�好之 小里前遺跡出土の駿東型の甕について
中川律子 古代の形代に含まれる琴形木製品について
新井正樹 顕長・遠清銘短頸壺に関する諸課題の検討
和田達也 浜松市南部地域における戦国時代以降のかわらけの変遷
鈴木京太郎 西遠江における中世前期のかわらけ
木村弘之 遠江「木の国」考 石材入手の変遷を考える
河合　修 戦国時代駿府での贈答と交流
3章　開発と集落
篠ケ谷路人 静岡県内における縄文時代六角形住居跡出現の歴史的背景
古牧直久 弥生時代から古墳時代にかけての住居跡 静岡清水平野
笹原芳郎 足高尾上遺跡群、植出遺跡の集落変遷について 弥生後期高地集落の一考察
渡井英誉 潤井川流域における弥生〜古墳時代の集落と墳墓の動態
小泉祐紀 発掘調査と埋没地形からみた中世以前の駿府
栗原雅也 覚書　中世“川久保船渡遺跡”の再検討
菊田　宗 ふたつの「くら」静岡市における中近世倉庫の一例
4章　葬送と信仰
鈴木敏則 遠江の弥生土器棺墓 湖西市横枕遺跡から
北嶋未貴 大門遺跡出土の銅鐸形土製品について
渡辺康弘 前方後円墳と壷形土器
田村隆太郎 駿河西部における小型円墳のはじまり
川江秀孝 静岡市内発見の墨書土器と埴輪・丸山古墳
大谷宏治 いわゆる「複環式鏡板付轡」の研究
中嶋郁夫 遺骸処理からみた石棺の機能　静岡県の横穴式石室の石棺を中心に
佐野五十三 上円下方墳の築造企画とその時代
松井一明 茶臼からみた今川氏館 東三河〜駿河の茶臼研究
菊池吉修 静岡県における紀年銘を持つ鰐口 鎌倉〜南北朝を中心に
竹内直文 「秋葉山常夜灯」の諸問題
栗木　崇 伊豆御山常行堂に奉納された「金銅孔雀文磬」の伝来について
5章　地域と社会
深澤麻衣 大鹿窪遺跡の層序と土器の型式についての試論
長谷川秀厚 静岡・清水平野周辺地域の縄文時代
長谷川　豊 箱根山地西麓における縄文時代中・後期の地域的検討(続)
八木勝行 『陳壽　三国志魏書三十巻烏丸鮮卑東夷傳』における倭人(倭国)考
丸杉俊一郎 静岡県における古代井戸の様相
岩木智絵 古代の志太・益頭郡と中央とのつながりについて 藤枝市内出土の「中衛」墨書土器及び「花枝双蝶八花鏡」が示す可能性
井口智博 伊場遺跡群における官衙関連遺物と郡家
植松章八 駿河国富士郡にみる中世前半期の氏族 富士山本宮浅間神社研究ノート
木佐森道弘 遠州横須賀藩主西尾家文書について 西尾家家譜を中心に
6章　寺院と城郭
安藤　寛　古代寺院の壁を白く塗る　「 漆喰」使用の実態についての予察
大川敬夫　塔基壇の構造について　 特に地域的な広がりと地形を中心として
加藤理文　浜松城をめぐる諸問題 その3
戸塚和美　撰要寺墓塔群の再検討　 横須賀藩大須賀家・本多家の石塔を中心に