序　章
　　　(研究の契機と問題関心/山岳信仰の研究視角/
　　　�眸�山信仰の研究視角)
第一章　江戸中期における護摩檀家圏の形成
　　　(永代日護摩家名記/家名記に見る檀家圏の展開/
　　　護摩札取次の発生)
第二章 「江戸田舎日護摩講中元帳」の分析
　　　(江戸田舎日護摩講中/加入者の在住地別の動向/
　　　護摩札取次の動向)
第三章　江戸後期における護摩檀家圏の拡張
　　　(護摩札の取次という人間関係/上野・甲斐・武蔵中東部への取次/
　　　檀家居住地の地域特性/日護摩講のその後)
第四章　�眸�山信仰の興隆期と薬王院の動向
　　　(人口集住地「江戸」と薬王院/薬王院の江戸滞在/
　　　近世後期における一山の名所化)
第五章　�眸�山信仰の展開と多摩地域
　　　(�眸�山と地元多摩郡南西部/�眸�山と八王子宿/
　　　�眸�山信仰と八王子周辺の生糸・織物取引業者)
第六章　�眸�山と地域社会　―武蔵国多摩郡上椚田村との関係―
　　　(�眸�山と上椚田村/�眸�山と地域住民の衝突―文化期の
　　　地境争論―/一八世紀末から一九世紀初頭における認識の変化)
第七章　幕末期における護摩檀家圏の拡張と配札の実態
　　　(護摩札配札の実態/�眸�山信仰圏とその結節点)
�眸�山信仰関係文献目録