《上博浔宝录》

　南浔在中国近代收藏史上也占有重要地位,民国六大收藏家南浔就占据三分之一(庞莱臣、张葱玉),湖州四大藏书楼南浔独占其三(刘承幹“嘉业堂”、张石铭“六宜阁”、蒋汝藻“密韵阁”),庞家的古代书画、顾家的青铜器、刘家的古籍藏书、张家的金石文玩均独步天下。
　南浔与上海博物馆的渊源也很深,从上海博物馆的筹建伊始,南浔富商群体的艺术收藏(或作品)便开始以各种形式入藏上海博物馆。据不完全统计,上海博物馆馆藏文物中与南浔有关的文物总数逾万件,涉及青铜、陶瓷、玉器、书法、绘画、印章、雕塑、家具、钱币、文献、碑拓、竹刻等,几乎涵盖了上海博物馆馆藏所有门类,不仅数量多、门类广,而且质量尤为上乘。
　本图录精选上海博物馆馆藏与南浔有关(南浔人创作、南浔人捐赠或南浔人旧藏)的八十件(套)“浔宝”,另配上相关十篇专文汇编成册,试图全面反映近代南浔在文化、收藏领域的重要地位,再续南浔与上海的百年情缘。

　南潯氏は中国近代収蔵史上でも重要な地位を占めており、民国時代の六大収蔵家のうち、南潯氏は1/3を占めています(龐萊臣、張葱玉)。また、湖州四大蔵書楼の中でも南潯氏は三分の一を独占しており、龐家の古代書画、顧家の青銅器、劉家の古典蔵書、張家の金石文玩などが際立っています。
　南潯氏と上海博物館との関係も深く、上海博物館の設立当初から、南潯富商群体の芸術コレクション(または作品)がさまざまな形で収蔵されてきました。大まかな統計によると、上海博物館の収蔵文物の中で南潯氏に関連するものは万点を超え、青銅、陶磁、玉器、書道、絵画、印章、彫塑、家具、貨幣、文献、碑拓、竹刻など、ほぼすべてのジャンルを網羅しています。その数の多さだけでなく、質も特に優れています。
　本図録は上海博物館の収蔵と南潯氏との関係に焦点を当て、80件の「潯宝」を精選し、さらに関連する十篇の専門論文を加えて一冊にまとめました。近代の南潯文化と収蔵分野における重要な地位を包括的に紹介し、南潯と上海との100年にわたる関係を継続しています。