《元上都遗址文物勘探报告　上下　全二册》

　元上都遗址位于内蒙古自治区锡林郭勒盟正蓝旗人民政府所在地,上都镇东北约20公里处的金连川草原上。1256年,忽必烈命刘秉忠在此地选址建城,命名“开平府”。1260年,忽必烈在此即汗位,开平府成为蒙古汗国首都,1263年下诏定其为上都。2012年,元上都遗址被列入《世界遗产名录》。
　2008-2010年,开展了元上都遗址文物勘探工作,分三个阶段进行,勘探面积1127725平方米,重点勘探面积850318平方米,勘探出遗迹20类别,单体编号遗迹达1400处以上。本书全面梳理和总结三个阶段勘探工作的基本情况和成果,能够为今后的学术研究、科研考古、保护发掘提供参考。

　元上都遺跡は、内モンゴル自治区シリンゴル盟正藍旗の所在地で、上都鎮の東北約20キロの金連川草原に位置しています。1256年、クビライは劉秉忠に命じてこの地に城を建て、「開平府」と名付けました。1260年、クビライはここでハーン位に就き、開平府はモンゴル・ハーンの首都となり、1263年の詔で上都と定められました。元上都遺跡は2012年に『世界遺産リスト』に指定されました。
　2008年から2010年まで、元上都遺跡文物の探査を三段階に分けて実施し、探査面積は1127725平方メートル、重点探査面積は850318平方メートルで、20種類の遺跡を発掘し、単体番号の遺跡は1400カ所以上に達しました。本書は三段階の探査活動の基本状況と成果を全面的に整理し、まとめたもので、今後の学術研究、科学研究考古、保護発掘に参考を提供できるものです。