《集王圣教序十三跋　北宋拓本知见全编》

　《集王圣教序》简称《圣教序》,原文由唐太宗撰写。最早由唐初四大书法家之一的褚遂良所书,称为《雁塔圣教序》,后由怀仁从王羲之书法中集字,刻制成碑文,又称《唐集右军圣教序并记》《怀仁集王羲之书圣教序》。集字王圣教序碑刻立于唐咸亨三年(六七二),碑通高三五零、宽一零八、厚二十八厘米。碑文三十行,行八十三至八十八字不等。近代金石研究学家吴乃琛为此对《圣教序》题写考证十三跋文,本书收录目前所知的存世25种北宋拓本集王圣教序,具有较高的书法文献和艺术研究价值,也便于书法爱好者研读。

　『集王聖教序』(略称『聖教序』)は、原文を唐の太宗が撰し、唐初の四大書法家の一人である褚遂良が最初に書したものです。この作品は『雁塔聖教序』とも称されます。その後、懐仁が王羲之の書法を集字し、碑文として刻したことから、『唐集右軍聖教序并記』や『懐仁集王羲之書聖教序』とも呼ばれています。
　集字による『聖教序』の碑は、唐の咸亨3年(672年)に建立されました。碑の全高は350センチ、幅108センチ、厚さ28センチであり、碑文は30行にわたり、1行あたり83〜88字で構成されています。
　近代の金石研究家である呉乃琛は、『聖教序』に関して13編の跋文を著し、本書には現在確認されている北宋時代の拓本25種を収録しています。本書は、書法文献としての価値が高く、芸術研究の資料としても貴重であり、書法愛好者にとっても学習・鑑賞の参考となるものです。