《海昏侯墓出土器物图像研究》

　本书从图像学的角度研究了海昏侯墓出土器物。分两部分,第一部分从纹饰统计和内涵分析两个方面入手,对青铜器图像、玉器图像、漆器图像、金器图像、陶器图像做总的梳理,涉及到的出土器物数千件,为第二部分的个案研究奠定了良好基础。在对海昏侯墓出土器物图像风貌有了整体把握之后,对这些器物背后折射出的汉代神仙信仰和祥瑞心态以及汉代艺术错彩镂金、煌煌盛美的美学风格做了深入分析。第二部分在细读、考察现有图像,统计、梳理图像数据的基础上,有意识地选择钟虡异兽,博山炉、车衡饰、云虡纹、龙纹漆盘、青铜当卢、马蹄金和麟趾金及玉印这几种汉代器物进行深入细致的个案研究,这些材料全部来自海昏侯墓,并被视为墓葬环境的一部分而加探讨。

　本書は、図像学の視点から海昏侯墓の出土品を研究したものであり、二つの部分に分かれています。第一部では、紋様の統計とその内包する意味の分析を通じて、青銅器、玉器、漆器、金器、陶器の図像を総合的に整理し、数千点に及ぶ出土品を対象とすることで、第二部の個別研究の基盤を築いています。海昏侯墓の出土品の図像的特徴を総合的に把握した後、それらの器物が映し出す漢代の神仙信仰や吉祥思想、さらに「錯彩镂金(精巧な彩色と彫刻)」や「煌煌盛美(華麗で壮麗な美学)」といった漢代芸術の美的特徴について深く考察しています。第二部では、既存の図像を詳細に検討し、データを整理・分析した上で、鐘虡異獣、博山炉、車衡飾、雲虡紋、龍紋漆盤、青銅当盧、馬蹄金、麟趾金、玉印といった漢代の器物を選び、個別に掘り下げた研究を行っています。これらの資料はすべて海昏侯墓から出土したものであり、墓葬環境の一部として位置づけられ、より深い考察が加えられています。