《浙水敷文　浙江名碑名刻拓本》

　本书选录2023年7月国家文物局公布的本书中入选的浙江名碑名刻共计41通。有碑碣、帖石、发愿文、买地券、墓志、星象图、经幢、摩崖题记等多种类型。立碑年代上自秦会稽刻石,下至清末南明山诗碑,时间跨度长达2200余年。撰刻书者既有帝王将相、州县长官,亦有隐士僧道、平民百姓,所镌录的历史信息与史书互相补证,是浙江大地上政治、经济、文化、风物的真实历史写照。是研究古代文字、书法发展历程和演变规律不可多得的艺术实物资料,反映了我国独树一帜、源远流长的传统文化和艺术底色。

　本書には、2023年7月に中国国家文物局が発表した浙江省の名碑・名刻のうち、選定された41点を収録しています。収録された資料には、碑碣、帖石、発願文、土地購入証書、墓誌、星象図、経幢、摩崖題記など、さまざまな形式が含まれています。
　碑の建立年代は、秦代の会稽刻石から清末の南明山詩碑に至るまで、約2200年にわたる長い歴史的スパンを持ちます。碑文の撰者・刻者には、皇帝や将軍、地方官吏のみならず、隠士・僧侶・道士・一般庶民まで多様な人物が含まれており、刻まれた歴史情報は正史と相互に補完し合うものであり、浙江の政治・経済・文化・風俗を生き生きと描き出す貴重な史料です。
　これらは、古代文字や書法の発展過程と変遷の法則を研究するうえで、極めて貴重な実物資料であり、中国の独自性に富み、悠久の歴史を持つ伝統文化と芸術の本質を映し出しています。