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2025/12/19
前方後円墳2基と方墳3基が国の史跡に指定されている総社古墳群の南端にある墳長75.6メートルの前方後円墳(6世紀初頭)で、東日本では最古段階の横穴式石室をもつ。昭和49年(1974)に発掘調査が行われ、現在は前橋市指定史跡として整備されているが、長らく報告書が刊行されていなかった。本書は、その報告篇と研究篇からなり、研究篇はとても充実している。刊行が遅れたため、土生田純之先生をはじめ複数名の執筆者が既に故人となっているのが惜しまれる。
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