<目次>
第1部「出雲的世界」のバリエーシヨン
　第1章　和田率　ホムチワケ王伝承の再検討・
　第2章　坂江渉　『播磨国風土記』からみる出雲・播磨間の交通と出雲認識
　第3章　中司照世　古墳の比較検討から見た古代イズモの特質 33
第2部 交流のルートの多様性
　第1章　岩橋 孝典　山陰から畿内への道(I)〜弥生時代後期末〜古墳時代中期の山陰系土器からのアプローチ〜
　第2章　仁木 聡　古墳時代前半期における本州島西部の枕について一山陰地方における古墳被葬者集団の地域間交流の分析を中心にして一
　第3章　中村 太-　「出雲」をめぐる陸上交通路とその多様性
　第4章　森田喜久男　律令制の成立と山陰道諸国
第3部　人・モノ・情報の移動
　第1章　増田 浩太　山陰地域における土器製塩と塩の流通―GIS解析を中心として
　第2章　妹尾 周三　出雲へ伝わった仏教の特質―古代寺院から見た地域間交流とその背景
　第3章　野々村安浩　近世の地誌等に見える出雲と他地域との交流
　第4章　品川 知彦　出雲への神集い伝承の形成と浸透
終論
　森田喜久男　企画展の開催に向けて