製作協力:六一書房

【内容】
2016年10月16・17日に行われるシンポジウム「3D考古学の挑戦」の予稿集です。様々な分野・時代・地域での事例報告に基づき、考古遺物・遺構の研究における三次元計測の可能性を探ります。

【目次】
第1部
◆研究発表◆
01 野口淳・横山真・千葉史「石器研究3.0 ―3D計測が拓く新たな地平―」
02 水野敏典「三次元計測と銅鏡研究」
03 城倉正祥「人物埴輪の三次元計測における研究の現状と課題」
04 山口欧志「モンゴル文化遺産のデジタルドキュメンテーション」
05 河野一隆「九州国立博物館と三次元文化財データの活用」
06 寺村裕史「古墳の三次元計測におけるデータ処理方法とその課題」
07 横山真・千葉史「PEAKIT画像処理による三次元情報の視覚化」

第2部
◆研究発表◆
08 平原信崇・大網信良「土器施文痕跡の3Dマッチング ―縄文土器のケーススタディ―」
09 佐野勝宏「石器使用痕の三次元分析」
10 田畑幸嗣「カンボジアの文化遺産調査における三次元計測の取り組み」
11 寺崎秀一郎「開発途上国における3D技術の応用と展開 ―中米ホンジュラス共和国の事例から―」
12 馬場匡浩・近藤二郎・河合望「3D活用の可能性 ―エジプトの場合―」
13 渡邊玲・佐藤悠登「石刃石器群の三次元計測と分析 ―石刃の選択性の行動論的解釈にむけて―」
14 青木弘・ナワビ矢麻「横穴式石室の三次元計測と分析 ―若宮八幡古墳・埼玉鉄砲山古墳を事例として―」
15 小林和樹・石井友菜・根本佑「下総龍角寺出土遺物の三次元計測」