13号墳は全長42mの前方後円墳、旧表土面にテラスを有し、周堀部分から外側を地山成形した造り出しによる二段築造の古墳である。埋葬施設には石棺が残っており、複数の人骨が出土した。女性人骨は骨盤が切り取られ、胸骨には刀子が刺さっていた。また、胎児骨の小片も認められ、棺内分娩の証左となる可能性も提起された。
　帆立貝型古墳の6号墳と円墳の7号古墳の2基は埴輪を持つ古墳で、円筒埴輪を主体に人物と馬形埴輪が出土している。