レビュー一覧

  • 会田虚空蔵山 : 虚空蔵山宗教遺跡群(仮称)総合調査報告書

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    小学校建設のための事前調査として開始された殿村遺跡の第1次調査で石積などを伴う中世の寺院跡群が発見され、松本市は保存を決定。以降9次にわたる確認調査と霊山・聖地から山城へ変遷した虚空蔵山城跡の2〜4次調査などを多方面から総括した総合調査報告書。国史跡指定を目指している。
  • 凌雲寺跡3

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    国史跡「大内氏遺跡」の附として指定されている、大内義興の菩提寺である凌雲寺跡の史跡整備にともなう8〜11次の確認調査報告書。『大内氏館跡11』以降続いているカラー写真の表紙カバー、巻頭カラー図版による調査概要、カラー図面や写真を多用したビジュアルな本文など「山口市方式」とでも言える、おなじみの装丁もうれしい。
  • 国宝 旧開智学校校舎 建築編

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    令和元年に国宝に格上げされたのをきっかけに第2刷が刊行されたもの。とてもビジュアルなつくりで、その魅力が伝わってくる好図録。
  • 重要文化財旧開智学校校舎調査研究報告書

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    明治9年(1876)に建てられた擬洋風建築。本書は、国宝に格上げしてもらうための申請用報告で、近代の学校建築初の国宝となった。この建築に関する最もまとまった内容となっている。
  • 但馬竹田城 雲海に浮かぶ天空の山城

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    城郭談話会による、とてもハイレベルな論考集。巻頭カラーの雲海に浮かぶ石垣群の写真は思わず息をのむ出来栄え。
  • 岩手県の板碑 沿岸部・和賀郡以北編

    岩手県の板碑 沿岸部・和賀郡以北編

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    厚手の自然石で作られる東北型板碑。拓本・実測図にオールカラーの写真で堪能できます。
  • 利神城跡等調査報告書

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    国史跡申請用報告書。山頂部に石垣による本丸が良好に残る織豊期の城郭で、赤色立体図やカラー写真などにより、この城跡のすごさが伝わってくる。1000部印刷され、佐用町で販売している。
  • 石造文化財の保存修理 : 阿弥陀共同墓地石造五輪塔の保存修理

    石造文化財の保存修理 : 阿弥陀共同墓地石造五輪塔の保存修理

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    兵庫県有形文化財に指定されている文保二年(1318)の石造五輪塔(高さ2.27メートル)の保存修理報告。この修理で水輪を天地逆に積み直した。また、火輪底面に直方体の経典を収める穴が掘り込まれていたことが明らかとなり、全国で初の事例であるという。
  • 地方から見た律令国家成立前夜 群馬の7世紀史を考える

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    毎年好図録を作成している高崎市観音塚資料館。内容もさることながら、表紙に使われている宝塔山古墳(国史跡)石室・石棺の写真がとても良い。
  • 小田原城跡八幡山遺構群2 (第2次調査)

    小田原城跡八幡山遺構群2 (第2次調査)

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    県立高校校舎建替に伴う調査だったが、大堀切や深さ7.3メートルの南入堀、石組井戸などが確認され、中世小田原城の中心である八幡山の郭として国の史跡に追加指定された。