レビュー一覧

  • 佐賀藩海軍所跡 (佐賀商船学校跡)

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    国指定史跡で世界文化遺産にも登録されている三重津海軍所跡の初期の調査報告書。佐賀市に合併する前の川副町が調査を担当している。佐賀市に調査が引き継がれる前の1区から7区までの本報告が収載されている。
  • 鋤崎古墳 1981〜1983年調査報告

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    初期横穴式石室として最も古いとされる全長62mの前方後円墳。表紙が石室のカラー写真の概報が刊行されてから8年後に出された本報告。超レア本である。
  • 史跡安国寺集落遺跡整備事業報告書

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    東九州弥生時代後期の「安国寺式土器」の標式遺跡である国史跡安国寺集落遺跡の整備事業報告。高床倉庫や高床建物の復原や、大溝から出土した建築部材をレプリカで示した整備が注目される。
  • 幕末佐賀藩 三重津海軍所跡2 18区の調査

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    国史跡で世界文化遺産にも登録されている三重津海軍所跡の報告書の2冊目。現地は河川沿いにある公園となっているが、「みえつ」を「見えず」にかけて、「見えない世界遺産」と揶揄されている。反射炉などと違い、地下に埋没している遺構の公開方法は難しいものである。
  • 佐渡国分寺跡2

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    国史跡佐渡国分寺跡は、金堂跡・塔跡・回廊跡・中門跡・南大門跡などの主要伽藍の礎石や基壇の遺存状態が、あまりにも良好なため、ほとんど手つかず状態で、その周辺の確認調査報告書である。
  • 岡津製塩遺跡 第1次・第2次発掘調査報告書

    岡津製塩遺跡 第1次・第2次発掘調査報告書

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    古墳時代後期から奈良時代にかけて製塩遺跡で国史跡に指定された。現在は整備公開されている。製塩遺跡を知るのに格好な文献である。
  • 淡路国分寺

    淡路国分寺

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    現国分寺境内の大日堂の床下にある心礎と、堂の周囲にある4個の礎石を中心とした塔跡のみが国史跡指定されている。金堂跡の礎石は、現国分寺の建物に転用されており、金堂の位置が明らかになったが、指定範囲の拡大は行われていない。本書は真陽社が印刷しており、写真図版は見事である。
  • よみがえる太古 うつのみや遺跡の広場

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    縄文時代前期の大型建物跡や墓壙群などが発見され、国史跡に指定された根古谷台遺跡の保存整備報告。現地にはガイダンス施設もあり、見学をお勧めします。
  • 一般国道18号(坂城更埴バイパス)埋蔵文化財発掘調査報告書1 千曲市内その1 社宮司遺跡ほか

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    更級郡家関連遺跡。古代の竪穴建物では柱の礎板材や、壁溝から木樋が検出され、遺跡内の大溝まで排水されていたことなどが判明。また、全国初の六角木幢(仏塔)が発見され、重要文化財に指定された。
  • 上組北部遺跡群2 矢瀬遺跡

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    土地改良工事にともなう発掘調査で、縄文時代後晩期の集落が発見され、水場や排水路、石敷・立石の祭壇、木柱列群、配石墓群など様々な遺構が検出されたことから国史跡に指定された。調査中に現地を実見したが、石組の排水路は、まるで大和の都城の庭園と見まちがえるような造りで驚いたことを覚えている。現在は、道の駅隣に整備されて史跡公園となっている。古書として出たら、即ゲットしたほうが良い。