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国史跡乙訓古墳群 恵解山古墳 乙訓最大の古墳
著名な古墳の本報告書は入手困難になることが多い。平成26年(2014)に史跡整備が完成した恵解山(いげのやま)古墳も該当するが、そのかわりにダイジェスト版として作成されたのが本冊子である。国庫補助金がらみの報告書が300部印刷と限定されてから、本報告・総括報告の類が「考古学庶民」にとって雲の上の存在となりがちな今だからこそ、本冊子のような普及書に、もっと光を当ててみる必要があると思う今日この頃である。ところで、秀吉vs光秀の山崎の合戦の際に、この古墳に光秀軍の陣がつくられたことをご存じですか?投稿者名未設定
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鳥坂寺跡発掘調査報告書
もとは地名から「高井田廃寺」と呼ばれていた古代寺院跡が『続日本紀』に記された「河内六寺」の一つである「鳥坂寺」(とさかでら)と判明したきっかけは、井戸跡から出土した「鳥坂寺」銘墨書のある土師器椀の存在であった。本書は、国史跡申請のための報告書である。金堂・講堂・三重塔と僧房や食堂のある3地点が指定された。金堂基壇をはじめ、優れた遺構・遺物の数々をお楽しみください。投稿者名未設定
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のこった奇跡 のこした軌跡 未来につなぐ平城宮跡
「平城宮跡史跡指定100周年記念」と銘打った図録。奈文研のPR感があふれる内容だが、平城宮跡の調査や整備の軌跡をコンパクトに知ることができる好書。持ってて損はしないですよ。投稿者名未設定
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神子柴 後期旧石器時代末から縄文時代草創期にかかる移行期石器群の発掘調査と研究
後期旧石器時代末から縄文時代草創期にかけての尖頭器や局部磨製石斧をはじめとする82点の石器が重要文化財に指定されている長野県南箕輪村神子柴遺跡の発掘調査報告書。堤隆博士をはじめとする豪華執筆陣による充実した内容。特に石器のカラー写真は優れた印刷技術により臨場感あふれたものとなっており、専門外の人も楽しめる。お値段がやや張りますが是非是非。投稿者名未設定
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飛鳥美人 高松塚古墳の魅力
過去にいくつかの紹介冊子が刊行されてきた高松塚古墳。壁画発見50周年を銘打った本書は、この古墳の魅力が凝縮された好書。特に昭和48年(1973)の古墳調査時の8mm映像の写真の中に当時の佐藤栄作首相の姿があるのは印象深い。私も壁画発見報道があった約半年後に現地を訪れたことが懐かしい。それにしても、奈文研が作成する普及書の類はセンスの良いものが多い。投稿者名未設定
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史跡誕生100年 高井田横穴と松岳山古墳
ここのところ、「何とか周年」と銘打った企画展が各地で目立ってきている。本書は線刻壁画で有名な高井田横穴と、特異な組合式石棺と謎の立石で知られる前方後円墳である松岳山古墳(いずれも国史跡)を紹介した、とてもステキな図録。松岳山古墳の史跡指定範囲が墳丘全域でなく、主体部を中心とした後円部の一部に限られていることなど、とても参考になります。特に松岳山古墳は、調査されたのが古く、本書は今後の基本的な文献となること間違いなし!投稿者名未設定
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徳川御三家江戸屋敷発掘物語 尾張家への誘い(第2版)
大名屋敷の発掘調査は、江戸考古学の「華」と言える。特に尾張家・紀伊家・水戸家の徳川御三家は「特上」である。本書は、市谷邸(上屋敷)、麹町邸(中屋敷)、戸山荘(下屋敷)からなる尾張家の屋敷や、その「お庭焼」である「楽々園焼」などについて、考古学や絵図などからアプローチしたものである。平成18年の初版は、好評につき、平成21年に2版が発行されている。尾張家と言えば、テレビドラマ「暴れん坊将軍」で、将軍吉宗に対して何かと敵対心を持って対立する中尾彬演じる尾張藩主を思い出してしまう。成敗!…投稿者名未設定
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四谷塩町からみる江戸のまち : 近世考古学の世界
都内で「江戸遺跡」の発掘調査件数が最も多い新宿区。膨大な報告書の山から必要な情報を探り出すのが大変な今日この頃ですが、本書は、その手助けともなる内容。城や大名屋敷などに注目が集まりやすい中で、主に町人地について、多種多様な情報を引き出すことができ、とても参考になります。谷川章雄先生ら4篇の論考も秀逸で、近世考古学のひとつの到達点を示す好著。近世考古学に、あまり興味のない方にもおすすめです。投稿者名未設定
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よみがえらそう 紫香楽宮〔決定版〕 紫香楽宮と甲賀寺
聖武天皇の気まぐれ?で、短期間のうちに平城宮から恭仁宮、紫香楽宮、難波宮と遷都をくりかえして、結局、平城京にもどるという迷走ぶりの産物でもある紫香楽宮を知るためにつくられたとても内容の濃いガイドブック!平成6年(1994)の初版以来、発掘調査成果を反映させて、何と7訂、25年にも及びバージョンアップされてきており、信楽町→甲賀市の本気度が伝わってくる好著。まさに決定版。おすすめです。投稿者名未設定
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古代出雲の中心地・松江 田和山・神後田から国府・国分寺へ
開館10周年をむかえた松江歴史館。中国地方(山陰・山陽)の原始・古代の国史跡が最も多い松江市で、これらを中心に主要な遺跡を紹介しており、整備された事例の空撮も多用したビジュアルな構成となっている。「主な参考文献」も掲載されており便利である。松江市の発掘調査報告書は入手しにくい。出雲市のように、主要なものが買えるようにしてほしい!投稿者名未設定
