-
二上山麓の終末期古墳と古代寺院 平野古墳群と尼寺廃寺跡
平野塚穴山古墳(国史跡)、平野2号墳をはじめ、近隣の主要な終末期古墳や、尼寺廃寺跡(国史跡)などを紹介した図録。楽しめます。投稿者名未設定
-
尼寺廃寺1 北廃寺の調査
飛鳥時代の寺院跡で、塔跡・金堂跡・中門跡などが確認された(国史跡)。特に塔跡の地下式心礎は国内最大で、舎利荘厳具類が出土している。整備された塔跡は、光の反射により、地下の心礎の画像が見えるようになっている。投稿者名未設定
-
法隆寺若草伽藍跡発掘調査報告
1968〜1969年に実施された発掘調査報告が40年を経て刊行された。現在の法隆寺の西院伽藍は、天智天皇9年(670)に焼失したものが再建されたことを明らかにした歴史的報告。現在の法隆寺五重塔部材の年輪年代計測結果が673年であることからも肯定されるが、金堂の部材は微妙な年代を示しており問題が残るという。投稿者名未設定
-
酒船石遺跡 発掘調査報告書 付、飛鳥東垣内遺跡・飛鳥宮ノ下遺跡
7世紀中頃に造られ、『日本書紀』斉明2年の「宮の東の山の石を累ねて垣となす」の記述に該当する斉明〜天武・持統朝における皇室祭祀の場であったことが判明。謎の石造物の正体を明らかにした重要な報告。国指定範囲も「酒船石」単体から、石垣や亀形石造物などを含めた丘陵の広域に拡大した。投稿者名未設定
-
檜山城と檜山城跡 史跡檜山安東氏城館跡基礎資料調査報告書
分かるようで分かりづらいタイトルだが、「檜山安東氏城館跡」として国史跡に指定されている大館跡、茶臼館跡、国清寺跡の主城である檜山城跡の詳細分布調査や絵図との比較検討が行われている。土塁や堀などの遺存状態の良い大規模な中世城郭であることが分かる文献となっている。投稿者名未設定
-
弥生文化博物館研究報告 第8集
とにかく執筆メンバーが超豪華過ぎる。弥生時代をお勉強する学部生や院生にとっては、これ以上のテキストはないと思う。お勧め!投稿者名未設定
-
市尾墓山古墳
市尾墓山古墳
6世紀初頭頃、初期の横穴式石室をもつ長さ65mの前方後円墳(国史跡)。また、200mほど離れた丘陵上にある全長50mの前方後円墳である市尾宮塚古墳(国史跡)の墳丘と横穴式石室の実測図も掲載されている。両古墳の石室ともに入口のセンサーが反応してライトが付くようになっているが、内部には入れないのが残念である。投稿者名未設定
-
朝倉氏遺跡発掘調査報告1 朝倉館跡の調査
多数の報告書・概報が刊行されている朝倉氏遺跡だが、その記念すべき最初の刊行となったのが、朝倉氏の居館跡の報告である。天正元年(1537)に織田信長軍の焼き打ちによって滅亡した城戸ノ内地区は、近世以降開田され、タイムカプセルのように保存されてきたため、遺構の残り具合も良好である。出土品としては、将棋の駒が注目される。投稿者名未設定
-
古代道路を掘る 東山道武蔵路の調査成果と保存活用
国分寺市内では古代官道である東山道武蔵路の発掘調査が訳70箇所で行われており、泉町二丁目地区では長さ340mにわたり道路遺構が検出され国の史跡に指定されている。西元町地区の介護老人保健施設脇で検出された道路遺構が国史跡に追加指定されたのを記念に開催された特別展の図録。道路遺構が良く分かる内容となっている。投稿者名未設定
-
史跡鎌倉大仏殿跡保存管理計画書
史跡鎌倉大仏殿跡保存管理計画書
「鎌倉」の世界遺産登録に向けてまとめられた、市内の国指定史跡の保存管理計画書のひとつ。鎌倉市の発掘調査報告書は、とても探しにくく、過去に行われた調査の概要や出典を知るのに便利である。投稿者名未設定
